22年前の個人的主観でみた住宅価格 『スマイル』の価値 9頁目
老いぼれジィジiによると、
今年度における、
エマのベンチマークはイチジク、
となる、
らしい。
「社会的微笑」なんてものでなく、キャッキャと笑うようになってきたエマの『スマイル』が、老いぼれジィジiのベンチマークだと思っていたのだが、案外違うようだ。
脳梗塞後遺症があるにも関わらず、毎日タバコを吸いに出る時に見るイチジクとエマの成長を重ねているらしい。
毎回イチジクの木を見て時間を過ごすことが、妙に気になっていた。
「Whatever」なオレだからこそ、「Something else」な老いぼれジィジiの考えていることが良く解る。
エマの『スマイル』を見るたびに、「Something else」な老いぼれジィジiは時間の経過と成長を確認するために、イチジクを見ていたことに気付いた。
イチジクの実が小さく生っている間隔と新しく伸びた枝の距離を、老いぼれジィジiが丁寧に調べていたからだ。
そこでオレは、ジィジiにとってエマのベンチマークはイチジクであると確信した。
『スマイル』の価値を続ける老いぼれジィジiの思い
ベンチマークはイチジクであると確信したオレから『スマイル』の価値の連載理由を述べていく。
理由を端的に表すと、世界の仕組みを知るための技術を磨く近道のベンチマークは金融にあるからだ。
要するに、金融を知っていると将来日本に居るとしても、世界のことがらから家庭の出来事(event)について『正当な』判断を下すことが出来るようになる、
と老いぼれジィジiは考えて連載を続けている。
例えば、2021年6月11日 03:22、「米家計純資産、1-3月も過去最高更新-住宅価格や株価の上昇で」というブルームバーグの記事に目が留まった。
米家計純資産についての情報が記事内で説明されていることは勿論のこと、そこから一歩進んで、何故アメリカで住宅価格が上昇したのか・・・?
日本の住宅価格はどうなるのか?どうなっているのか・・・?
進めば進むほど疑問が湧いてくる。
その疑問に答えを出す術を、金融という知識を通じて知ることが出来る。
家庭の出来事(event)の中で、これから住宅を購入する予定である場合、購入する住宅価格が『正当な』価格であるのかどうか、自分の資産形成にとって『正当な』住宅であるのどうか、を判断しなくてはならない。
他の業界と同様に住宅は奥の深い業界であり、住宅業界に縁の無い個人にとって、住宅価格の正当性を見出すことは容易ではない。
単体商品の『正当な』価格を掴むために生まれた「価格ドットコム」や保険の『正当な』価格を掴むために生まれた「保険の窓口」と住宅は少し性格が違う。
住宅業界に縁の無い個人でも金融の知識があれば、ネットの情報だけである程度『正当な』住宅価格を掴むことが出来る。
そこで、「Whatever」なオレ流に解釈すれば、「Something else」好きな老いぼれジィジiは考えて連載を続けている、と推測するのだ。
『正当な』住宅価格を掴む術
4半世紀変わらない日本の消費者物価指数について6・7頁で述べているので参照する。
まずは、情報をググるとこから始める。
(出所:HPまるわかり注文住宅)
大手ハウスメーカーの価格を個人的主観に基づき表した。
2009年度~2019年度大手ハウスメーカーの坪単価一覧(期間10年間:%)
SR社=35.9% AH社=21.9% SH社=29.2% DH社=35.7% (22年前の個人的主観でみた高価格メーカー)
MH社=21.4% YH社(旧SB)=▼11.8%(22年前の個人的主観でみた中堅価格メーカー)
25年間もデフレが続き世の中なのに、10年間で大手ハウスメーカーの価格はこんなにも上昇しているのか、とため息を付くことになる。
どうして日本の住宅価格が上昇したのか?
▼11.8%の住宅メーカーもあるけど・・・?
進めば進むほど疑問が湧いてくる。
木材・建材の市況
海外産地の状況
国内の住宅需要
円安などの要因
特に海外木材市場や海運市場の高騰
ググってもググっても疑問は解決しないどころか、益々整理がつかなくなってしまう。
少なくとも金融リテラシーという考えを持つ老いぼれジィジiならこう説明するだろう。
「25年間インプレの無い、低金利の時代に10年間で坪単価が30%も上がるのは、日本の格差が原因じゃない?」
「30%以上上昇した木造と鉄骨の2社と、マイナスの木造と鉄骨の2社を選定して内容を担当者に直接交渉するのが一番だね。」
「交渉の結果を、自分の未来(期待値)に合わせれば、自ずと『正当な』住宅価格が解るんじゃない?」
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?