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奇跡の一枚

2021年3月9日

「奇跡の一枚です」、という画像が産婦人科病院内から送られてきた。

病院に行かずして、毎日画像や動画がスマホで見る事が出来る。

その一枚は誕生から4日経った、エマの笑っている様な画像であった。

私たち2人は当然のように笑った。幾度となく笑った。

実は赤ちゃんの笑顔には2つのパターンがあって、「生理的微笑」は早ければ生まれてすぐに現れる現象だそうだ。

科学的に「いつ笑うのか」と聞かれれば、「生まれてすぐ」と答えると正解だそうだが、この「生理的微笑」は実際に笑っているのではなく、笑っているように見えるというのが本当のところだと知った。

一方の「社会的微笑」とは自分の意思で笑うことで、保護者があやしたり、いないいないばあをしたりしたときなどに見せる笑いで、生後2~3か月後から現れるのが一般的であるそうだ。

「奇跡の一枚」を送ってきた長女に対して、ウンチクを語る必要も無く、笑っているエマの画像を見て、幾度となく笑っている自分が現実なのだ。

そして、スマホのアプリを見ながら、私はトレードに自然に戻っていた。

昨秋以降は、バイデン政権の経済対策による景気回復期待と、それを反映した期待インフレ率の上昇が主因の「良い金利上昇」であった。

しかしながら、ここに来て米国の長期金利(10年国債利回り)の上昇が加速した為、FRB(米連邦準備制度理事会)の資産買入れの早期減額、ならびに利上げ時期の前倒しなどテーパリングの兆候が警戒されてきている。

つまり、実質金利(=米 10 年国債利回り-期待インフレ率)が急上昇している為、「悪い金利上昇」を招く恐れがあり、これからの相場に懐疑的な見方をする投資家が増えている為、市場の動き(ボラティリティ)が活発化している。

理論上の実質金利の過度な上昇は、民間投資を圧迫し景気を下押しするので、株式市場には逆風となり、一般的に金利上昇は、金利を生まないゴールド金には逆風となる。

米株式市場、特にNYダウやS&P指数は3月14日までの経済対策承認(金融緩和追加)を期待し、史上最高値を更新中であるが、一方ゴールド金は米 10 年国債利回りの上昇を背景として下落が続いている。

2021/03/09-22:50-ゴールド3日足チャート

奇跡の一枚

「今日の一枚」として金のチャート画像を残した。

この残されたチャートは、歴史が繰り返して表した現実である。

ローソク足の「胴体」1本だけの直線が現れることは稀な事でなく繰り返し起こる日常である。

相場の世界では有名なフィボナッチ数列だが、これは繰り返し起こる日常から生まれ育っていく結果表れる数列であり、結果から未来を予想出来る。

しかしながら、現実の世界では未来を予想することは出来ないが、未来を創造することは出来る。

現実の世界では逆風が吹くのは日常であり、エマの未来の日常もそうだろう。

これから繰り返し起こる日常から生まれ育っていく結果表れる「パターン」を知った上で、育っていく人生の手助けが、エマには必要であると思っている。

自然界に存在する「パターン」は勿論、町や建物にも繰り返し現れる関係性を「パターン」として認識し科学している人の英知や工夫が、日常の生活の中で解るようになってほしい。

何故なら、既に始まっている情報だけの世界では、「パターン」を知った上で、育てなければ未来を創造することは出来ないからだ。

故に、老いぼれジィジiも一通りデジタルな世界をこれからの知らなければならないと思っている。

そして、エマの誕生から始めたスマホアプリを、パソコンのホームページで何気無く見た。

エマの画像や動画に写し出されていたスマホアプリは『みてね』だった。

次に、ホームページの最下段に「みてね基金」という文字が何故か目に留まり、クリックした途端に「Note」の画面が突然現れた。

何故だか、見覚えのあるロゴが目に入ってきた。

投稿

それは、エマの手助けをする為に始めた「Note」だった。

私にとって「奇跡の一枚です」

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