2020年度 学校再開に向けて2
2020年5月20日(水)
◯自主登校受け入れ
①ビデオ
②ことば・かず
③図工・音楽
はさみを使う力を磨いていかせたいです。
周りの先生の相談して、バネの入ったはさみをセリアで調達していただきました。
ありがたいです。
早速使ってみました。
はさみを渡すと、握り方がわからない様子。
ご家庭や保育園では使ったことないのかな?
握り方を教える。
見た感じ良さそうな。。。
「チョッキンしてね」
折り紙を長方形にして、1回のチョッキンで切れるようにしました。
もうすぐ6月なので、アジサイをイメージした正方形型に切らせました。
5分ほど集中して切って、20枚ほどの正方形型ができました。
その後、音楽ではいろいろな曲をかけるが、何が好きなのかまだまだ分からないことが多いです。
パフォーマンスのような前で歌や踊りを見せているだけでは、お客さんに子どもがなってしまいます。
だけど、やりたくもないのに、動かさせるのもあまりやりたくない・・・のですが・・・・
「しろくまのジェンカ」
はいつやっても好評です。
リズム良いダンスとその子にステップしながら近づいて変化を与えることができるからです。
「さんぽ」
では、全然歩いてくれません。
立たせて歩こうと呼びかけると、怒りました。
だけど、強行しました。
手を取って、歩かせるだけです。
やがて、怒りが収まってきました。
だけど、自分から楽しんでいるわけではなかったので多用できないなあと思いました。
「どこどこど」
は、私が楽器を演奏する姿を見せても、今回全然反応してくれず、諦めました。
その他にもいろいろとやりましたが、反応を示したのはほとんどなかったです。
4日空いての学校です。
期間が空くと、慣れるまでに時間がかかります。
④体育
⑤自立活動
①紐通し
②パズルを4ピース抜いて提示
アンパンマン、バイキンマン、ドキンちゃん、メロンパンナの顔のピースだけを抜いて提示。
丸型のアンパンマン、メロンパンナは割と早くできました。
「すごーーーーーーい」
これだけでニヤつくのです。
しかし、ドキンちゃんは少しはめにくい形。
といっても、3〜4歳くらいの対象のパズルですので、無理なことでないのですが・・・
ハマらないから怒りました。
こういった感情的になるところが課題ですね。
久しぶりの学校ということで、理解はしますが、この程度は乗り越えてもらわないと、「できることしかやりたくない」という子になってしまいます。
私は指一本だけ支援。
細かな形のところが収まりやすいように支援。
収まり、完成できると、また笑顔。
次に、車のピースをやらせてみました。
今度は色をしっかりと見て、はめなければいけません。
「赤だよ」
「黄色だよ」
この程度の支援はしました。
色をヒントにさせるのは、あまりなかったことかもしれません。
どうしてもハマらないピースがあると怒り出します。
「こっちのピースに変えてみる?」
という助言をしてやると、
少し怒りから解放されて、冷静になります。
どうしても自分がハマると思ったところにハマらないピースを入れたがるのですよね。
思い込みというか、視野が狭いのもあると思います。
パズルは見る力をつけるのに最適ですから、今後もパズルは取り組んでいきたいと思います。
◯準備登校、分散登校に向けて
【総括】
個を見る。
個を見れば見るほど、課題が見つかります。
その子を見ていると、3月に「こんな姿になったら良いのにな」という願いが浮かんできます。
課題はたくさん浮かぶけど、段階を追わないと高すぎる課題改善になってしまいます。
そして、すぐに手立てが浮かばないと自分の力のなさを痛感し、自分を責めてしまいます。
一生懸命に考えるけど、あまり浮かばなくて、どうしたらいいのか途方に暮れている時も多いです。
職員室の先生たちに相談して、「私はそこまでのレベルは分からない…」と言われてしまうこともありますが、一人で悩んでも全然前に進まないので相談するようにしています。
ただ、相談しても結局自分がどうしたいのかが定まっていないということも多いです。