学生の間に止めておきたい口癖
お越しいただきありがとうございます。カルフです。地方国立大の博士改定を修了し、現在は化学メーカーで研究開発をしています。今回は、学生の間にバリバリ仕事ができるようになるために、学生の間にやめておきたい口癖をご紹介します。その口癖とは…
・一応~
・逆に~
・考えときます
・行けたら行きます
です。私自身、心当たりがありありです。ここで記事が終わってもいいような…(笑)い、一応1つずつ見ていきましょう。あっ(笑)。
一応~
今回紹介する口癖集は、私が研究室の後輩と話していて「あれ?」と違和感を覚えることが多かったものなんです。最初は”一応~”です。誰もが使ってますよね(笑)。例を示します。
カルフ「〇〇はやってくれた?」
後輩 「一応やっときました!」
あるあるです(笑)。ただ、こう言われると、「一応ってなんだ?きちんとやってよ…」と思ってしまいます。仕事を始めてもこの違和感は同じでした。誰かに「一応やりましたよ」と言われると、「一応で仕事してもいいの?」と思ってしまうんですよね。仮に私が先輩に対して使ってしまうと、”一応で仕事をしてしまう後輩” 認定をされる恐れがあります。仕事を任せるなら、きちんと仕事をしてくれる後輩の方がいいですよね。
これを使ってしまう背景を考察してみます。一言で表すと、責任逃れだと思いますが。自分の仕事にミスがあった際に、全責任を負いたくないから、枕詞として「一応~」を発動させるのでしょう。一応と文頭に着けておくと、自分の仕事としてのウェイトと下げることができるんですよね。ただ、これって同時に自分の仕事の取り分を下げることに繋がってしまいます。せっかく立派な仕事をしても、それも ”一応” 扱いになるのです。私が先輩に何かを報告する際は、「バッチリだと思います!」と言うようにしています。自分の仕事に自信をもっていきましょう。「ミスしてたらどーするんだ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。大丈夫!自分でバッチリと言うようにすることで、仕事にプライドを持って臨めますし、最初に”バッチリ” と言っておいて仮にミスが見つかったら笑いに繋がります。これは私のキャラクターのおかげもあるので、笑いの方の再現性は保証しません(笑)。でも、自分の仕事にプライドを持って臨める部分は、再現性があると思いますよ!
逆に~
これもよく耳にしますね。本当に頭のいい人の使う "逆" は本当に逆なんですが、私を含んだ大多数の凡人の使う "逆" はたいてい逆ではありません(笑)。話がややこしくなるだけです。例を示します。
カルフ「プランAでいいかな?」
後輩 「ん~どうですかね。逆にプランBはどうですか?」
はい、出ました。逆ではありません(笑)。こういう使い方をされると、一瞬「逆じゃねーだろ」と思ってしまい、思考の邪魔をされるんです。
使ってしまう背景を深堀りすると、凡人が自分の意見を論理的っぽく見せるために使うという心理が見えてきました。なんと薄っぺらい(笑)。私自身よく使ってしまう言葉で、自分で書きながら自分の心をグサグサと刺している気がするので、次にいきましょう(笑)。
考えときます
説明不要かもしれませんね。おそらく考えません(笑)。例を記します。
カルフ「こうしたら良いんじゃないかな?」
後輩 「・・・考えときます」
うわ~、これは考えませんね(笑)。のちに再び進捗を聞くと、たいてい自分の提案は無視され、ほとんど状況は変わっていないんです。こうなると、「考えとくっていう言葉は嘘じゃん」と思ってしまい、言った人を信頼できなくなってしまいます。
使ってしまう気持ちはよく分かります。相手の言った言葉の真意がよく分からないにも関わらず、早めに会話を切り上げたいからでしょう(笑)。でも、結果的に嘘になるんだったら使わない方が良いです。また、相手の真意が理解できていないのであれば、その場できちんと聞いておきましょう。議論した内容のすり合わせがうまくできていないと、次の議論までの時間を無駄にしてしまう可能性が高いです。
行けたら行きます
これも説明不要ですよね。この人、絶対来ないでしょ(笑)。使う人の心理を考えてみると、おそらく "No" とハッキリ言えないんだと思います。その理由は人それぞれだと予想しますが、言われた側はそんなの知りません。何かのイベントへの出席人数を知りたい側がこれを言われると、非常に困ります。ほぼ来ないのに、万が一来られて不備となったらダルいですし。
私がこれを使ってしまいそうな場面に遭遇した際は、行けるようになる条件とその時期を伝えるようにしています。例を挙げると、
カルフ「(優先順位の高い)△の日程が〇頃に決まるので、それが決まり次第連絡します!」
といった感じです。無理な時はしっかりと無理と言いましょう。相手の立場も考えられる人間になれたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?私自身ついつい使ってしまうので、しっかりと直していこうと思います。余談ですが、この内容を呟いたツイートが、自身初の100いいねを超えました。みなさんの心のうちに秘める ”あるある” を表現できたのかしれません(笑)。これからも発信を続けようと思います。ではでは~。