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サッカーとは?!どんなスポーツ??

サッカーの特性を理解する

本記事のテーマは、サッカーという競技そのものに対する理解の深化です。

まずは、サッカーの特性を整理していきたいと思います。

最初に、特筆すべき点として、ボールを足で扱う特異なスポーツ(球技)であるという点があります。

では、ボールを足で扱う上で、起こり得る現象には、何があるか?

それは、ヘッドダウン(頭が下がる)があります。
即ち、視野を確保する事が困難になります。

サッカー特有の難しさであり、奥深さ(いつ、どこを見るか含めて)の一つであると考えています。

プレー原則を知る

認知→判断(決断)→実行

サッカーをプレーする上で、視野を確保出来ない事は、プレー原則の過程における判断(決断)に影響を及ぼします。

つまりは、状況認知(情報収集)の初期段階で後手を踏む事を意味します。

認知とは、判断材料であり、視野を確保する事=情報を集める作業です。

尚、前述したプレー原則は、消費者の購買行動におけるプロセスとも一致します。

私たちは、普段の生活の中でも判断材料である認知(ブランド、品質、口コミ等)から選択(判断)し、購入(実行)していると思います。

これらは、サッカーに限らず、物事における原理原則と言えるでしょう。

①判断のスポーツ
②ミスをするスポーツ

次にゲーム構造ですが、サッカーは、攻守が目まぐるしく入れ替わる攻守一体型のスポーツです。

連続性があり、強度が高く、その都度、判断の質や決断力が求められる競技と云えます。

又、先述した通り、足でボールを扱う為、技術面(ボールフィーリング)での難しさは手でボールを扱うよりも困難であると言っても過言ではありません。

これは、サッカーが技術面で“ミスをしやすいスポーツである”という事を意味します。

なぜならば、私たち人間は、普段、モノを手で扱います。

字や絵を書く時、歯を磨く時、モノを作る時。

当然、誰しもがミスをします。

プロ選手も例外ではありません。

そして、『判断のスポーツ』である側面と『ミスをするスポーツ』である側面がリンクした“判断ミス”もあります。

冒頭で記したヘッドダウンは、状況認知、情報収集(誰が?どこに?等のピッチ上の状況把握)の段階でプレーに影響を及ぼしますが、攻守が目まぐるしく入れ替わる状況下では、各プレー、各動作に判断が伴います。

認知→判断(決断)→実行の連続。
連続性が高いスポーツです。

ロボットではないので、判断ミスもします。

③切り替えのスポーツ

上記の2つを踏まえて、3つ目は、サッカー=切り替えのスポーツであるという点です。

サッカーの専門用語には、トランジション(切り替え)という言葉がありますが、試合中ピッチ上では、下記の4つの局面があると言われています。

1.攻撃
2.攻撃→守備(ネガティブトランジション)
3.守備
4.守備→攻撃(ポジティブトランジション)

局面毎に状況を認知し、判断するスポーツであると同時に、その都度、切り替えが求められると言えます。

又、ミスをしやすいスポーツである為、精神面での切り替え(リバウンドメンタリティ)も重要です。

④チームスポーツ

そして、最後に、サッカーは、我々人間が行う競技であり、チームスポーツです。

当たり前の話ですが、サッカーという競技を理解する上で大前提として抑えておきたいポイントです。

上記の4点を踏まえて、ミスをした際に、どう振る舞うべきか?を再考しましょう。

例えば、ミスをしたチームメイト(仲間)を叱責する選手と、切り替えを促す選手では、後者がサッカー向きのメンタリティの持ち主と言えます。

もちろん、例外はありますが、上記は、試合中、特に、インプレー中(プレーが続いている状況)での振る舞いにおいてです。

繰り返しになりますが、サッカーは、『ミスをするスポーツ』であり、『チームスポーツ』であるという事を念頭に置きつつ、ミスを恐れずにチャレンジし、ミスをした際には、切り替えられるリバウンドメンタリティ(気持ちの切り替え)が求められます。

又、『判断のスポーツ』である側面と『チームスポーツ』である側面の両面から考えられる重要性は、声かけ等による情報の共有です。

即ち、チームメイトに判断材料を与え、決断のサポートをする事。

例えば、味方がボールを受ける際、ヘッドダウンした際の声かけ。

『フリー!!(相手がいない状況、自由な状況)』

味方ボール保持者が落ち着いて、迷わず、次のアクションを決断、実行できる声かけの一例です。

チームスポーツなので、チームメイトを時に励まし、声をかけ合い、情報を共有しながら、ミスを恐れない選手、チームを目指しましょう。

ミスは、するもの。取り返すもの。


今回は、ここまで。

駄文、ご高覧頂きありがとうございました。

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