2020.10.18 京都永観堂の写真たち
法然堂↓のあと、バスで永観堂のそばまで移動しました。
1日乗車券があると便利です。レンタカーもいいんですが駐車場探しが大変なので・・・
永観堂は永観さんにちなんだ呼び名で正式名称は禅林寺。
元は山荘だったものを853年に寺院としたそうです。1000年以上前・・・
2019年の11月末にも訪問したのですが、ライトアップを見にくる人が大勢おり断念したのでした。
実際、外から見ただけでも綺麗でした!
今回はまだ紅葉が進んでいなかったこともあってのんびり拝観できました。
境内に入って右手にある建物。図書館らしいです。こんなところで勉強したら成績がすごい上がりそう。
入り口付近のもみじ。先の方は色づいてきていました。
まっすぐ進むとたどり着く鶴寿台。ここも紅葉するとすごい綺麗なんだろうな。
右手に行くと多宝塔へ続く小道。ここも紅葉したら間違いなく綺麗です。緑でも綺麗。
腰をかけて庭園を眺められます。
池のある庭園。鯉ともみじと。
部屋から見る庭園
リフレクション狙いで。ここも秋が深まると真っ赤になるんでしょうね。でもこの緑〜黄色も爽やかでよかったです。
裏手まできました。三鈷の松(さんこのまつ)があるところです。普通は2本の松葉ですが、ここではなぜか3本。
3本の葉ということで、「真心、智慧、慈悲」の3つの福を授かるらしいです。
ここでは拾わないでと書いてありますが、出るときにもらえるのでここではぐっと我慢です。
こちらがその三鈷の松
曲線美の階段。龍が体をうねらせているかのように見えることから、臥龍廊(がりゅうろう)というそうです。
本堂から。
こちらに「みかえり阿弥陀」があります。
永保2年(1082)、永観50歳のころである。2月15日払暁、永観は底冷えのするお堂で、ある時は正座し、ある時は阿弥陀像のまわりを念仏して行道していた。すると突然、須弥壇に安置してある阿弥陀像が壇を下りて永観を先導し行道をはじめられた。永観は驚き、呆然と立ちつくしたという。この時、阿弥陀は左肩越しに振り返り、
「永観、おそし」
と声をかけられた。永観はその尊く慈悲深いお姿を後世に伝えたいと阿弥陀に願われ、阿弥陀如来像は今にその尊容を伝えると言われている。
紅葉以外にも見所が多いお寺でした。
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