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【あと43日】結局何歳になっても親にとっては子供でいるしかない私である

めんどくせーなって思ってしまった

今日は墓参りのあと、実家に寄った。
食事をごちそうになった後、父が言った。
「こないだは顔色が悪かったが、今日はそうでもない。
仕事内容からすると、部署異動したいんじゃないのか」と。

ここでもう何もかもめんどくせーなって思ってしまったわたくし、
「部署替わっても組織が変わんないから、
いっそ辞めたいってずっと思ってる」
とぶっちゃけてみた。
父、黙っていた。

心配してくれているのは痛いほどわかるし、
私はそんな言い方しなくてもよかっただろうとは思う。
けど、ちょっとイライラしちゃったんだよ。

以前、今の部署の仕事がキツくて体調崩しがちになってた時、
そんな私を目の当たりにした父、
「仕事に楽しみを見つけないといかん」的なことを言った。

父はきっと長年そうしてきたんだろう。

ほぼ半世紀、同じ会社に勤め続けて積み上げてきた経験が、
それを言わせたのかもしれない。

でも私には、「わかってねーなあもう」としか思えなかった。

そもそも仕事は楽しくない。
仕事なので楽しくない。
楽しい仕事ではないので、楽しみも見つからない。
そもそも楽しい仕事など、今の部署にはない。

甘えだと言われればそうかもしれない。

外勤があるから、偶然見つけた隠れ家的カフェで癒やされたとか、
クライアントのおもしろエピソードとか、
そういうことも父に報告してみたことはある。
安心させようとしたのである。

しかし、父、なぜか「そうか、そういうことなら」等と言わなかった。

何か、私が受け取りそびれているメッセージがあるんだろうか。

父、なかなかに話し下手である。
言葉にできない思いは大概ビンタで飛んでくる家だった。
いつ、何がきっかけで怒り出すかわからない部分もあった。
それでも私は父が好きだった。
私ががんばっていることをいつも認めてくれたのは父だったからだ。
(母は「頑張るのが当たり前」の人なのでもう相手にならない)

私は今でも父を好きなはずなんだが、
今の私の仕事内容のことを話題にされると、
私自身のテンションが下がるし、
父と会うと話題がどうしても仕事のことになっちゃうので、
もう顔を合わせるのも億劫になりつつある。

悲しいことである。



というようなことを徒然に書いたら1冊できそうな気がしますよね

それで文学フリマに出せそうな気もする。
自分をさらけ出すことに自分が耐えられれば、
なんぼでも書ける気がする。

アラフィフが、父の愛をウザがるエッセイ本。

……想像したら、超めんどくせーな、と思った。


明日は胃カメラ。
寝る前にストレッチ。


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