雑記:なぜツイフェミは嘘をつくのか
以前の記事で、「キモい」などのワーディングを使いつつ女性差別を訴える言説には、「嘘」の感覚が付着し始めていることについて言及した。
男女論の話題において、俗に「嘘松」と呼ばれる現象が多発している。あまりにも頻繁に繰り返される嘘混じりの「女性差別の訴え」によって、彼らの言説の信頼感は地の底まで落ちた感があるが、しかし、なぜ彼らは嘘をつき続けるのだろうか? この現象の背後には何があるのだろうか?
そんなことを考えていた先日、極めて興味深いケースを目撃することとなった。
念の為、元ポストの画像も張っておく。
ポストではこのように言っているのだが、なんと言及している記事の中には「女性はウソを吐く」「気分で冤罪を吹っ掛ける」「最初からハメるつもり」に該当する語句が存在しないのである。
これには「女性はウソを吐くことを証明してる!??」といった反応が多く寄せられていた。
ただ、最大限、好意的に読み解くとすれば、
この部分が「気分で冤罪を吹っ掛ける」に該当し、
この部分が「最初からハメるつもり」に該当するのであろうか。「女性はウソを吐く」に関してはこれら記事全体から受けた印象か?
とはいえ、通常であれば、「言葉が並んでいる」と言われれば、ほぼ同義の文字列が記事中にあるものと考えるところだ。語尾などの僅かな変化ならともかく、通常はここまで恣意的な変更を許容することはない。
しかし、ポスト主は、この恣意的な変更をどうも「許容範囲」と考えているようだ。これだけ多くの人から指摘を受けて、コミュニティノートまで付いていても削除も謝罪もしないところから見て、どうもそうとしか思えない。ポスト主にとってこれは「嘘」ではないのだろう。
さて、これの何が興味深いかと言うと、このアカウントは一見する限りではミサンドリーを過激にこじらせているわけではないし、炎上商法でインプレッション数を稼ぐことが目的とも思えない。でありながら、ソースに書かれていない事柄を、この程度までは「創作」してしまうのだ。
つまり、ツイフェミ的な精神性の人達は悪意やビジネス目的ではなく、もっとプリミティブな形で「嘘」をついている可能性がある。それこそ、本人たちの中では「嘘」と自覚できない程に。
では、なぜこのような「嘘」が彼らの中で常態化されてしまうのだろうか。以下は、それに対する一つの仮説である。もちろん様々なタイプの「嘘」があろう。悪意やビジネス目的のものもあるだろうし、この仮説が全てに適用できるわけではないことは断っておく。
また、本稿はいわゆる「女叩き」ではない。現に存在している「男女論における虚言」という現象の考察に過ぎないため、女性を攻撃して溜飲を下げたい方にオススメできるような記事ではない。むしろ、この現象を「女性」という属性から切り分けたいと願っている。その点も念頭において以下に進んで頂きたい。
まず、私が最初に考えたのがこちらである。
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