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この映画制作で、心の底から映像を楽しむ自分をもう一度捕まえに行きたい|柳本信鷹

この夏、25名の大学生によって制作される映画「カフネ」。
noteマガジン「#それぞれの想い」では「カフネ」に向き合うひとりひとりの想いを紹介していきます。

柳本信鷹
映画「カフネ」の編集やクラウドファンディングにも掲載されている杵村組のPVを制作するなどチームの想いをより良い方法で伝えてくれる架け橋のような存在。
みんなからは「ヤナギ」の愛称で親しまれている。



この映画の話を初めて聞いたのは去年の11月のことだった。

突然電話がしたいとメッセージが来たので、電話に出てみると「来年は自分が劇映画の監督をするからヤナギくん(私自身)には是非ともこの映画の編集を任せたい」と言われた。

僕は大学に入学した頃から自信を失ってしまって、映像作品を作る楽しさが今も分からなくなっている。
でも杵村監督は僕の編集を普段から褒めてくれて、僕は凄く勇気づけられていた。

そんな杵村監督から編集をお願いされたことは、僕にとって嬉しくて嬉しくて。
全く迷いはなくその場で引き受けた。

この「カフネ」という映画は、まだ企画書の段階から多くの人に愛されている。
撮影に協力してくださる熊野市の皆さん、現場で頑張るスタッフのみんな、そして杵村監督。

全ての人の思いを背負って編集作業に望みたい。

そしてこの映画制作で、心の底から映像を楽しむ自分をもう一度捕まえに行きたい。

編集|柳本信鷹



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