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大人に1番近くて、子供からは1番遠い。1番自由なはずなのに、何故か生きにくさを感じてしまうような、そんな存在|松村日向乃

この夏、25名の大学生によって制作される映画「カフネ」。
noteマガジン「#それぞれの想い」では「カフネ」に向き合うひとりひとりの想いを紹介していきます。

松村日向乃
映画「カフネ」のポスターデザイン等を担当。
映画「カフネ」プロデューサー陣が信頼を寄せるデザイナー。



昔から"人と違う"ことに特別感を抱いていた。
女の子みんながピンクの折り紙を選べば、私は水色を選んだし、習字セットも絵の具セットも絶対に誰とも被りたくなかった。

絵を描くのも好きだったけど、絵よりもプロフィール帳を可愛くデコレーションして書いたり、手紙を可愛く書く方が好きだった。

小学4年生の時、CMクリエイター志望だった父親の影響でデザインや映像の業界へ興味を持つようになり、高校はデザイン科のあるところへ進学した。

アートディレクターとして、クラファンやカフネに関わる制作をしているととても懐かしい気持ちになる。
それは高校のときに同じことをしていた、というものあるが当時の思い出や悩み、葛藤が同時に思い出されるからかもしれない。

私が考える高校生というものは、
大人に1番近くて、子供からは1番遠い。1番自由なはずなのに、何故か生きにくさを感じてしまうような、そんな存在だ。

高校卒業後の進路を考え始めたとき、周りはみんな不安そうで、これから人生が広がっていくはずなのに、何故か諦めモードになっていた。
その時に初めて生きにくさを感じて、自分の存在というものを考えるキッカケになった。

カフネで生きる登場人物たちは、その時期を生きるわけで、想像するだけでものすごくエネルギーを消費する。

そんな中で人と違う秘密を持ってしまったとき、何を選んで生きていくのだろうか。

心と心のコミュニケーションの先にあるものを見てみたい。
そしてたくさんの人に「カフネ」を届けられるよう力になりたい、そう思った。

アートディレクター|松村日向乃



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