ふとした時に
あなたには忘れられない食べ物ってありますか?
毎日過ごしているとすっかり思い出せなかったりしますよね。
それって忘れられない食べ物じゃないじゃん、と突っ込まれそうですがあるんですよ、頭のこの辺に。
でも出てこない。
それがある日ピカーーンとその食べ物が当時の記憶とともに突然蘇るんですね。
かれこれ15.6年前くらいのお話でしょうか。
友人が親御さんの転勤で海外に行ってしまったんです。
それをきっかけに海外や英語に興味を持つようになりました。
幼稚園のころ音楽に乗せて英語に触れる習い事してたらしいことは後になって知り元々興味はあったみたいです。
それから、いっぱい聞けていっぱい喋れるっていうところで英会話をちょこっとカジった勢いで2週間スコットランドにホームステイしてきました。
朝起きると陽気な音楽にのせてペアダンスを踊るような楽しい老夫婦にニャンコが10匹以上が暮らすお家にお世話になりました。
ほぼ単語とジェスチャー+一生懸命聞いてくれるのでなんとか楽しい日々を過ごすことができました。
マザーファザーとの日々と食べ物。
今でも道端ですれ違いざまにファザーがつけていた香水と同じのを嗅ぐと当時を思い出したりします。
どこかのパブで食べたフィッシュアンドチップスと蒸留所で呑んだスコッチウィスキー。
スコッチウィスキーは当時ハマりすぎてそれまで行ったこともないバーに繰り出してチビチビ呑んでました。
そんな中、特に記憶に残っているのがマザーの作る朝食。
いろいろ作ってくれましたが衝撃だったのはバナナを使った炒め物。
名前はわかりません。
マッシュルームとベーコンと炒めてた覚えがあるのですが調べてもレシピが出てこないから自分で作ってみました。
それっぽくなった気がします。
おそうざいのメニューに追加です。
なんだかバナナの可能性が広がった感あります。
食べたことないものの再現は難しいけど食べたものの再現はそれなりに出来るもんなんだなぁと実感した今日このごろでした。
〜店主の小技(?)〜
マフィンやケーキなどを焼く時いろいろ試してみると面白いです。
「バター」⇔「サラダ油」
「グラニュー糖」⇔「三温糖」
「ヨーグルト」や「生クリーム」を追加してみる
最初はレシピ通りに、それから自分にしっくりくる配合を見つけるのもたまにはいいかもですね。