往復書簡_中島晴矢:03_「野ざらし的なものから野ざらしへ」
コロナ禍の状態について取り留めもなく、俺からも書いておこうと思う。俺は今、「喫茶野ざらし」のカウンターでこれを書いている。先週から来客はめっきり減って、かなり暇で。それでもテイクアウトをはじめたから、1日に数人はテイクアウトをしてくれたり、密にならないような形で店でコーヒーを飲んでいってくれる人もいるけれど。密って言っても、そもそも野ざらしは滅多に混まないからね。すごくディスタンスなカフェだと思うよ。カフェ・ド・ディスタンス。純喫茶・距離。なんでもいいんだけど、そう思ってる