壇蜜と　ろくでもない女の日常　過去日記　2015

霧雨

週末の天気をずっと気にしている

今の時期を  例えるなら

雑草繁殖期といったところ

高温多湿なので

いつの間にか毒にも薬にもならないような

雑草ばかりが我が物顔で自分たちのテリトリーを広げている

最近 しみじみと壇蜜は出るべくして

出てきた人なのだなと感じる

日々 更新される日記とか切り口といい

着眼点といい素晴らしい

何より毎日続けている事も

何かを続けるのは力であり強さであり

尊い

夜に行定さんの映画を2本

open houseはデビュー作という事で

あれもやりたい これも試してみたい

というのが

やや詰めこみ過ぎてるかなとも思うし

映画への情熱を多角的に表現した意欲作とも

見れる

ロックンロールミシンは夢は叶うもの

という事へのアンチテーゼ的作品

ミシンには

おそらくmissing 失うというニュアンスも

含まれている

桜井さんが

ロックでもなくをろくでもない

と掛けてたのを思い出した

ろくでもない女の日常というメルマガを

垂れ流ししていた時に

何故 貴方はそんなにも自分で自分を

ろくでもないというのか？

と見知らぬ男から返信がきた事も

思い出した

配信している内容を読めば言わずもがな

でしょ

と自分では言いたかったが

その人は僕にはそうは思えないと

何度も返信してきた

変わった人もいるものだと思ったが

その後も

第二 第三と似たような人が現れては

同じような事を言われた

今となっては

だからと言って 何がどうした

という事では無い

単純に見知らぬ誰かが見知らぬ私に

興味を持ち

その時のその人の何かに触れた

そのありふれた悪戯めいた揺らぎを

可笑しく思う

＊＊＊