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物件探しは打てる手は全部打つこと
ネットやスマホ、SNSが普及している今、ひと昔前ほどには「立地や物件」は重要じゃなくなっていると言われています。
確かにひと昔前と比べてしまったらそれはそうかもしれません。
というよりもひと昔前は「立地や物件」がほぼ全てと言っても過言ではなかっただけの話であり、今も重要じゃないわけがありません。
例えば私自身もしも珈琲文明が今の場所じゃなく、仮に駅の反対側だった場合、絶対に失敗してたと思います。
立地以外の全ての自分の力量や運は仮に同じだったとしても現在の珈琲文明のような成果は絶対に出ていない自信があります。
それだけ「立地や物件選び」は大切なのです。
駅から遠く、人目のつかないところで「隠れ家」的に営み、知る人ぞ知る名店を目指したりしないでください(笑)。
まずは立地について、これまでのおさらいになりますが、小規模個人店で10~20坪以下のスケールで考えるとするならば、お勧めするのは「二等商圏の一等立地」です。
もう少し簡単な言い方をすると「急行が停まらない駅前徒歩5分以内」といったところです。
「急行が停まらない」ことが良いというわけじゃなく、これはひとえに「急行が停まるような大きな駅は家賃が高い」というだけの理由です。
では「各駅停車駅」の中でも店舗に向いてる向いてない立地というのがあります。
最も簡単な目安はこの各駅停車駅の徒歩5分圏内に「チェーン店があること」です。
そうです「ある」ことが大事なのです。
大手チェーン店とは競合したくないし、チェーン店がない場所のほうが集客がしやすいというイメージを持たれるかもしれませんがこれは真逆です。
特急や急行が停まるような駅にはもちろん大手チェーン店がひしめき合っています。
でも各駅停車駅前にもチェーン店が参入しているような街はマーケティング上「勝ち目がある場所」だから大手は出店しているのです。
大手チェーンやコンビニには立地探しのプロ、マーケティングのプロがGOサインを出したから出店したんです。
まだ何者でもない立地選びの素人であるあなたはぜひこうしたプロの選択をそっくり真似するべきなのです。
ですから「立地選び」に関しては出店したいと思っている街に降りて、まず「コンビニやファストフード、その他大手飲食チェーン店」がある場所を全てチェックします。
そして出来ればその街の地図上にそれらのチェーン店全てをマーキングします。
同じ駅前といっても改札の方向によって結構格差が生まれていることに気づくと思います。
同じ駅周辺(徒歩5分圏内)といっても方角や通行動線によってチェーン店が出店する場所は偏っているはずです。
そしてあなたのお店の立地もぜひその「大手チェーン店が最も密集している圏内」にしましょう。
大手チェーン店の真似をしてはいけないのは「価格設定」と「大箱運営」「メニュー数の多さ」であって、「立地」に関しては大いに真似をしてください。
さて、それでは次は大まかな立地が決まったなら次にいよいよ「物件探し」です。
これはもちろんまずその駅周辺にある「不動産屋」を訪ねます。
この時の大事なポイントを述べて行きますね。
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