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Vol.11「商標登録」~全世界に存在を刻み付けた!?~

「商標登録の手続き」っつうものをした。
本来なら特許庁に行くべきところだが、横浜でも出来るってことで、「発明協会」ってところに行ってきた。
弁理士(だよなぁたぶん)の先生にいろいろと話を聴いて、いろいろと俺の疑問をクリアーにしてもらった挙句、我が「珈琲文明」というこの店名を商標登録しよう!という気持ちが固まった。
世の中には、商品名や店名など類似名はもちろん、まったく同じものも多く、しかも何らそこには商標登録もなされていないというのが実態として多い。

「珈琲文明」という語句での登録は幸いに見事なまでにゼロ件!
「飲食の領域」で既存のものがなければいいともいえたのだが、あらゆる領域全てにおいてゼロだったのが気持ちいい。
(でもこんな名前、「飲食」以外じゃありえないか)
面白いなと思ったのが、この「飲食の領域」っていうのと同じカテゴリーに入ってるのが、「カーテン等の販売」。なんで?カーテン?すごい謎・・・
もしカーテン屋さんで珈琲文明っていうブランドが既にあれば、認められなかったってことか(笑)。
でもまぁとにかくあらゆる領域含めヒット数ゼロだったからどうでもいい。

俺としては、別に他から侵されることのない屋号なのであれば、積極的に登録しようとは思わなくて、単に防御的な意味でとろうかな、と思っていた。
例えば俺は登録してなくて、我が店よりも何十年も後に出てきたどこかのお店(もちろん横浜だけじゃなく、国内、いや全世界)、が商標登録して、例えば中国でそういうお店があり(ありそう)、いや国内のしかもカフェじゃなく大手メーカーが缶コーヒーの新作の名前にと登録した日にゃ、そして突然俺に文句言ってきたとしたら、どんなにこっちが先でも勝ち目はない、ってことで、そういうことで大事な名前が奪われるのはゴメンだ、って思ったもので。

まぁとらないよりはとったほうがいいわけで、でもズバリ、費用がかかるってことがネックなのはみんな同じである。
ただ、今日突然、前向きというか攻撃的な考えに変わった。
やはり、自分がこれからやっていく店は名目だけでなく、オンリーワンであるために、今後百年、俺が死んでも残る名前には権利を発生させて、お金もかけるべきだろう!と、夢見るマスターは考えるに至った。
今後まずは10年間保護されるので、10年は店をたたんではいけない。
いやいや百年なんだからあたりまえじゃん!
登録料の二万千円を払った。申請が通ったら更に六万六千円がかかる。高ぇぇ!
もってけドロボー!と思いつつ、昼は立ち食いソバにお握りつけようか悩み、ソバだけにしといてやったぜ。

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