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「地域密着を本気で考えているか」

もう何度も何度もここでしつこいくらい言いたいことでおそらくこれからも言うであろうことに「地域密着を大事にせよ」というのがあります。
こんなフレーズで終えると今一つボンヤリしてるんで、もう少し本気で心底からそう思って、かつ行動に移してほしいのですが、そのためにやることはまず以下のことです。
★あなたの店舗がある町にドッカリと根を下ろす。
であります。
これに関してもっと切り込みますよ。
それは「店主のあなたは名前も顔も思いっきり近隣に知らしめる覚悟を持つ」です。
個人情報?何それ?ぐらいの気持ちで堂々と自ら名を名乗り町を歩いてください。
個人的にはSNSをはじめネット上でも店主であるあなた自身は思いっきり顔出しするべきだと思います。
そして少々値段が高かろうが近隣の飲食店はもちろん何か買い物をする時は近隣の個人店で買い、そこの店主の人と仲良くし情報交換をする、ということです。
この度「地球の歩き方~横浜市編~」に当店が載ったのはお向かいの「六角橋焼き小籠包」さんのキラーパスが来たからという話もここでしたかと思います。
珈琲文明での取材が無事終わり、そうすると取材スタッフの人から「他にどこかオススメのお店ありませんか?」と今度はうちがどこかを紹介するという機会になりました。
私はその時、短い時間ではありますが真剣に考えてみました。
店主仲間同士のネットワークうんぬんというよりも「地球の歩き方」即ち外国人に紹介してもしっかり刺さるほどのエッジの効いた個人店に思いを巡らせてみてその結果私が出した回答は「Hakuraku Mokki」さんというクラフトビールやワインそしてスパイスカレーを打ち出しているお店でした。
この店の店主と話したこともなければそもそも店に入ったこともないのです(苦笑)。
ですが外から店内の様子がバッチリ見えて(やっぱりこれは大事だなぁと思います)オリジナリティがビンビン伝わってくるお店だったので本当に何の忖度もなくそれでいてかなり感覚的にそこを紹介しました。
さて結局紹介したお店はそこなのですが、そこに考えが行く前にその「Hakuraku Mokki」さんの他に1つ2つ頭に浮かんだ店舗がありましたが一瞬で打ち消したという話をこれからします。
何もこの候補のお店が嫌だとか店主が人として気に入らないとかでは全然ありません。

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