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「席の予約について」

今回は席の予約についてどうすればよいのかをお話します。
居酒屋やレストラン、つまり大人数が期待出来たり単価が高かったりする業態であればもちろん予約は重要で、ある意味生命線とも言えますので、電話やメールのみならずネット予約等の整備も必須であると思います。
余談ではありますが、呑み屋の繁忙期及び閑散期は何月かおわかりでしょうか?
忘年会シーズンである12月が最繁忙期であるというのは想像つくと思いますし、実際その通りです。
では1月はどうでしょうか?新年会があるから当然繁忙期だと思われるかもしれませんが、実は1月は繁忙期どころか他の月の平均を下回る閑散期であるという統計が出ているのです。
確かに新年会はあるのかもしれませんが忘年会ほどの破壊力はなく、それに新年会があったにしてもそれを踏まえてもかなり客足が鈍いということは逆に言えば新年会以外には呑み屋に行かないという人も多いということですね。
ちなみに個人店のカフェのオープン時期ですが、常に私が大声で提唱しているように「サイレントプレオープン」すなわち「オペレーション能力がまだ非力であるうちはひっそり開けて徐々に力をつけていったほうがよい」というほうが望ましいため、必然的に「閑散期にオープンする」というのが良いと思います。
つまり12月にオープンしたりしないことです。
さて、いろいろ述べてきたがここまでは全て前置きです。
ここカフェラボではもちろん「カフェ」しかもワンオペをはじめとした小規模個人店を開こうという人向けに発信しているので、「小さなカフェで予約はどうすればよいのか?」という話に移ります。
そもそも小さなカフェにおいて予約は受けるべきなのか否かということからお話します。
結論からいいますと、来る日も来る日もひっきりなしに来店客が絶えないお店なのであれば予約は「不要&不可」の一択です。
しかしそんなお店はなかなか無いのでもっと一般的な話をします。
私のお店(珈琲文明)は土日祝日の予約は不可ですが平日は受け付けております。
これから具体的にその予約の受け方や当日の振る舞い等の話をしていきますね。

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