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面接質問「なぜ当社なのか?」あなたはどうする?

最近twitterで就職面接で「当社でなければならかった理由は何ですか?」という質問に色々な意見が寄せられているのを見ました。これってみなさんどう答えるのが正解なんでしょうか?

結論:我社のことをどれくらい調べましたか?

と、質問していると考えましょう。

質問に対する模範解答は、調べたらいっぱい出てくると思います。
インターネットで会社の社是やモットー、クレド、憲章、様々な事を調べた上で、社風・会社の方向性に感銘を受けた、とか、会社の人に直接会ったエピソードを交える、とか、色々あると思います。

でも結局会社のことをどれだけ調べたのか、というところが勝負の分かれ目ですよね。そりゃぁ100社受けてるうちの1社にすぎないわけで、どの会社の社是がなんだったか、とかいちいち覚えていられないですよね。すごく分かります。

就職活動という戦争中は心が狭くなる

「私のどこが好きなの?」「なんで俺を気に入ってくれたの?」的な自意識過剰な質問って聞いてて嫌ですよね。私も質問自体が生理的に受け付けられません。僕はこんな質問をする人と付き合ったことがないのでちょっと心境が分からないですが、めんどくさいと思っちゃいますよね。

それが、いやしくも企業を代表する面接官が人としてありえない質問を投げかけてくる。ただでさえ就職戦争を勝ち抜く為に、希望してすらいない会社へ希望を出し、不採用通知で心に傷を負いながら戦い続ける中、

「なんでうちがいいの?」

とか言われたら腹立ちますよね。分かります。

ちなみに、私は上司や色んな人から言われて嫌なことは「脳内変換」するようにしています。

脳内変換

経験上脳内変換はかなり役に立ちます。心が安定します
以前私の上司に、

話しかけたら必ず、

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「なに?」

って、なぜか常に怒った顔をする人がいました。みんなに嫌われていました。まぁ、悪い人ではないんですが、純粋に性格が悪い人でした。なので、私は、

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「なに?」

と、この人は普通にしようとしているけど、

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「なに?」

と、言う顔になってしまう、悲劇の障害をお持ちの、

いや、障害と言うと、実際にお体に障害をお持ちの方々に失礼でしかないので、彼は常に怒った顔になってしまう恐ろしい呪いのハンデを持った可愛そうな生き物なんだ、と思うことにしました。

するとみんなから嫌われているこの生き物がとてつもなく哀れな生き物に見えてきて、気にならなくなりました。人間気の持ちようなんだな、と思いました。

自分が考え方を変えれば相手の顔言っていることをいちいち真に受ける必要はないのです。

考え方を変える

こう質問していると考えてみて下さい。

「うちのホームページ見た?どのあたり見て希望出してみようかな、って思ったの?」

おそらく、「当社でなければならなかった理由は何ですか?」と同じ回答になると思います。

それでも質問に仕方がムカつく

当然です。それが人間です。

でもムカついても何もいいことはないので、10,000人に1人でも、そうか!って思ってもらえたら今回の記事を書いた甲斐はあったかな、と思います。

ちなみに私は、カナダで車を買おうかな、と思って代理店を回っていた時に、とある代理店で営業マンから、

"So. Why is our car on top of you list?"

と聞かれて、「何言ってんだ、こいつは?」と思ったことがあります。そもそもリストに載ってねぇよ、と。先輩のアドバイスで色々見たほうがいいよ、と言われて来てみただけだよ、と。「絶対ここでは買わない」と誓いました。

ただ、特に怒るほどのことではないんですよね。考える価値もない、というか。なので、みなさんが「なぜ当社なのか?」って言う下劣な質問をする会社のことを色々考えても、皆さんの大切な時間がもったいない、ですよね。

怒りには理由がある

「うちのことどれくらい調べましたか?」と会社は聞いているだけなのです。

素直に心に手を当てて考えて下さい。「どうして当社じゃなければダメなんですか?」という質問に腹が立つのは自分に準備が出来ていなかったからではないでしょうか?下劣な質問の代わりに「当社のことをどれくらいお調べになりました?どのあたりを気に入っていただけました?」と素直に質問されたら答えられましたか?

「いやいや、俺たち就活生は忙しいんだよ。一つ一つの会社のホームページ調べてる暇ないんだよ。」と考えてしまうのは、質問が下劣だったから、ぶつける怒りの矛先があったからです。でも、本当は痛いところを突かれた、から腹が立つのではないでしょうか?

最後に

就活生は忙しいのです。必ずしも全ての会社に全力を注げるわけではありません。面接に望む前には一生懸命ホームページを見ますし、できるすべての力を注いで準備をします。ただ、たくさん面接を受けるに従って準備万端で臨めないシーンもある、と思います。

そんなとき、面接官はちゃんとみなさんを見ています。「ホームページの情報の一部をなんとか思い出しながら一生懸命今アドリブで作り上げた理由を彼は必死で言っている。」それが稚拙な理由であろうと面接官はその努力を見ているはずです。

そこで、「出たよ、この質問」と態度に出てしまうのか、「走馬灯のように理由に繋がる情報を求め脳内を検索する」努力の様子が態度に出るのか、面接官はもしかしたらそんなところを見ているのかもしれません。

怒り、さえなければ、冷静に質問に向き合えるかもしれませんので、是非しょうもない下劣な質問は脳内変換して、いちいち怒らずよりより就活ライフを送っていただければ幸いです。

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