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サウジ遠征用のSIMを準備するメモ:2022/2023ACL・サウジへの道のり

昨年(2022年)9月時点で公開したプロローグの中で書いておいたように,現在の海外渡航における必需品はスマートフォンと現地のネット回線(その国で使えるSIMなど)です.サウジアラビアは,ホテルに帰ればWi-Fi環境があることがほとんどのはずですが,遠征を安心して遂行するために,出来れば現地の道ばたでインターネットにアクセスするための環境を考え,整えておきたいです.概略はプロローグにあげた通りであり,今日はサウジアラビアに行くという点に絞って,ここにまとめておきます.

通信に関して専門的な知識を有しておらず,素人使用者目線のまとめとなっておりますゆえ,ご利用はあくまで自己責任で何卒

日本のSIMを入れたまま国際ローミングする場合

三大キャリアなどを中心に,国際ローミングサービスを提供している通信会社があります.必要に応じて事前申し込み&設定,あるいはそれすら不要で,日本で普段使っているスマホをそのまま現地に持っていき,そのまま日本国内に居るときと同じようにネットに繋がる…はずです,何てシームレス!

ローミングサービスに対応しているスマホの機種について,ネット閲覧に必要なデータ通信サービス(音声通話等を除く)が定額または通常の契約内で利用できるので,数日程度の滞在であればとってもお手軽.複数の国をまたいで移動しても一定時間以内なら定額料金で利用できる,あるいは国内の料金の延長で利用できる会社もあるようです.利用料金も昔に比べてだいぶお安くなりました.

ただ,通信の質については,現地の回線を間借りする感じなので,時々圏外になったり,あるいは繋がりにくいなあとか感じることがあったりするかも知れません(わたしの過去の体感として).

その他,利用に際して契約コースや事前申し込みが必要なキャリアなど,一定の条件が(細かく)ついている場合あるので,詳細は各自の契約状況に合わせて確認しましょう.

日本でプリペイドSIMを購入する場合

今スマホに刺しているSIMを抜き,サウジ国内で使う専用のSIMに差し替えるパターンです.後述するeSIM(スマホ本体と一体型)と異なり,実体(現物)のあるSIMなので物理SIMと表現することも.通話はLINEなどのメッセージアプリやSkypeで済ませることにし,現地の通話用電話番号は無しで大丈夫と割り切るのであれば,1日当たりの費用は割安になることが多いでしょう.

現在Amazonで扱いがありますので日本でも通販で購入可能ですね.入国から現地ツアーの集合時間までの時間に余裕がなかったり,現地の空港にあるカウンターでの英語のやりとりに抵抗のあったりする方には便利ではないでしょうか.サウジアラビアのSIMはデータ専用の通信になるかと思いますが,日数も選べるので滞在期間に合わせて買うと良さそう.3日間が最短で3/15時点で1090円,4日間なら1290円.

通信会社はMobilyのようなので,2019年に現地で買ったSIMの感じでは市内での通信に問題はないかと思うのですが,口コミでは4Gが繋がらないというコメントも.

…他にも取り扱いがあります.

上記のSIMは商品説明の中で1日の高速上限1GB(それを超えると低速だがデータ通信は可能),Line等で音声通話は可と明記してあるのがImo的には好評価です☺

サウジの空港で旅行者用プリペイドSIMを購入する場合

現地で購入できるプリペイドの物理SIMを購入するメリットは,多くの場合,通話可能な現地の電話番号がついたSIMが入手できること.配車アプリなどで現地の電話番号が必須というアプリがあるかも知れないと思うと,ちょっと割高でもその点が安心です.2019年のImoはこのパターンでした(下記参照).

2019年の時のリヤドの空港は,深夜3時台でも営業しているSIM屋さん(通信会社のカウンター)がありました.カウンターでは普通に英語が通じましたし,料金表の提示くらいはあるので,英語が苦手でもボディランゲージでもまあ何とかなるでしょう,たぶん.回線の開通と確認はその場で確認するか,スマホを渡して店員さんにやってもらうかするといいでしょう(※スマホ,とくにAndroidの場合,言語設定表示は英語にしておくとよさげ).

リヤドの空港のウェブサイトを見てみても,3社が入っているようです.値段はどこも似たり寄ったり.タイではSNSのアプリの通信量は無制限というプランも合ったのですが,サウジのSIMのサービスはどうでしょうか?

上に引用したブログは2023年の情報が載っていて参考になります☺

リヤドの空港にあるmobily店舗の地図
リヤドの空港にある店舗(mobilyの店舗情報ページより)

mobilyのサイトでも24時間営業と書かれています.

eSIMを購入する場合

近年,eSIMを導入できるスマホが増えているので,比較的新しいスマホを持っている場合はサウジアラビアで使用できるeSIMを購入しておく方法があります(ちなみにImoが常用するスマホのうち,eSIMに対応している機種はまだ1台…💦).

例えば日本で一通り設定しておき,飛行機が着陸した後(圏内に入ったところで),オンラインにするとそこから使用期間が始まります(日本がeSIMの圏外であれば,日本にいる間に使用期間が始まることはないはず).あるいはホテルのWi-Fiでは足りなくなって,それが必要になった時点で購入してもOKです.設定方法に慣れないとちょっと手間取りますが(専用のアプリを入れておくと多少楽になることも…),今後eSIMを利用する機会が増えそうです.

下に紹介しているAiraloさんは今年になって某国で使用したことがありますが,格安かつ使用感も良好だったので,我が家で購入を考えています.

Airaloさんのサウジ1ヶ国専用のeSIMであれば7日間で1GB・$5なんですが,我々は3日くらいしか使わない予定なので,あるいはもう少し広い地域(経由地の国)でも使えるプラン(7日間・1GB・$9)かその上のプランでもいいかなと思案中です.

モバイルWi-Fiルータをレンタルする場合

かつては海外用のモバイルWi-Fiルータを空港でレンタルするパターンが多かったですが,最近は一部の国(通信制限のある場所;例えば中国)を除き使用する頻度が激減しました.サウジの場合,とくに問題なくインターネットにアクセスできること,あとはスマホのテザリングも出来るようになってきたことから,割高で荷物が大きくなるWi-Fiルータを使用するケースは,今回あまりないのではないでしょうか.ただ,一部のプリペイドSIMでテザリングができないケースも,たまーに遭遇することがあるので,「会社のVPNが通らないと困る!」とか(←ホテルのWi-Fiを通らないケースとか),ネット環境を絶対確保する必要がある場合,パソコンで仕事をしたり,家族でネットを共有したりしたい向きには,選択肢の一つとして存在価値はあるかも知れません.各自の必要性に応じ,いろいろ調べて持参するのもアリだと思います.


以上を踏まえ,サウジで3日間を過ごすと仮定し,あまり大量のデータをやりとりしないというケースを想定して,違いのポイントを簡単にまとめてみました.

各種通信方法の比較(独断と偏見に基づく)
(※通話不可となっていても,LINEなどのアプリを使えば通話できるはず)

○×の評価は独断と偏見と個人的感覚(n=1)に基づくものなので,あくまでご参考までに.

また何かあったら追記します.


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Imo
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