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詩人の感性に触れるエッセイ集「奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき」キム・ソヨン著、姜信子監訳、 奥歯翻訳委員会訳

文学ラジオ第143回の紹介本

詩人の感性に触れるエッセイ集
「奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき」
キム・ソヨン 著
姜信子 監訳、 奥歯翻訳委員会 訳
かたばみ書房 

パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

2週連続エッセイ紹介の第二弾/KーBOOKフェスティバル2023で来日していたキム・ソヨンさん/独特の視点の深み/詩を書く人や旅好きな人に/著者&作品紹介/作品の特徴/印象に残ったエッセイ/自分だけのものや思い出の書き方がいい/積読と積読の対義語/空間と場所の意味の違い/詩人の最初と最後の詩集を比べて読む/コロナになって得たもの/エッセイの展開が読めなくておもしろい/我々が奥歯を噛みしめるとき/次回予告

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版元サイトより
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心の傷もわかりあえなさも、
すべてを詩にしたとき、母を愛せるようになった——。
痛みの声を聴く詩人が、母、父、心の傷、そして回復までの日々を語る。

奥歯を噛みしめて耐えること、奥歯を噛みしめて愛すること。
何もできなかったあのころ。それは、詩のうまれゆく時間であった。

生きることそれ自体が、詩になる。
それは特別なことではなく、
あなたの人生もまた詩なのだ。
寒さに震える心をそっと包み込む、かぎりなくあたたかな30篇のエッセイ。
「日本の読者へ」と、三角みづ紀(詩人)による応答エッセイを付す。

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