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一人読書会「新記号論」vol.2
再び「新記号論」第1講義について考えていきたい。
第1講義「記号論と脳科学」の目的について
繰り返しになるが、この講義では20世紀初頭時点での新テクノロジーとしての電話、映画などの登場により、記号の領域がそれまでの印刷された言葉だけの状態(グーテンベルグの銀河系時代)から、例えば電話によって話し言葉が客体視できるようになり、そして映画によって視覚を客体視できるようになったことから、新たな思考が生
一人読書会「新記号論」vol.0
年に一度は「新記号論: 脳とメディアが出会うとき(石田英敬・東浩紀著、ゲンロン叢書)」を読み返そうと思っており、このコロナ禍&転職の機会に再読してみた。そして、いくつかのマーケティング/ブランディングへのつなぎこみができる箇所において、これまでのように頭の中で考えるだけでなく「一人読書会」という形式で書き出しておくことでより理解を深めたいと思う。
「読書会」とは前職で実践しているチームがあったの
ソーシャルアーカイブ、記号の孵卵器
広告業界での20年間でマーケティングファネルやカスタマージャーニーなどの様々なコミュニケーション設計に関するモデルを見てきた。もちろん社会の変化によって、それらがアップデートしているのも確かなのだが、デジタルネイティブな時代において、そのアップデートの方向性は実際のコミュニケーションと一致しているのだろうか?という疑問を個人的に感じている。
この数年、そういった不一致を解決しようとモデルを再構築
広告のあれこれをメモしていこうと思う。
このコロナ禍真っ最中に転職することになったのだけど、引き継ぎにあたって「広告とは?」についての資料をまとめたりしていたので、その思考過程を書き留めておこうと思う。
相変わらずブログのようなものが続かない病があるものの、有料にするつもりもないので1つのエントリーでいろいろなことを書かないように、小出しに書くつもり。
それでテーマってなんだろなと思ってて、そうなると広告での記号論的考察(堅い!)っ