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第四章 【物件借りる前に絶対読んで!】小さなカフェはどんな物件を借りたらいいの?

こちらの記事は下記の<長編 超完全版>に同じような内容が含まれています。まずは以下の記事よりお読みいただくことをお勧めいたします。



こんにちは。現役Cafeファイターです!
Cafeファイターとは、カフェ経営で戦う人すなわち、
カフェ経営者のことです。(私が作った造語です)

こちらの記事は、

・何も知識のないところから小さなカフェを開業したい初心者さん
・今現在、個人カフェを経営しているけどうまくいっていないオーナーさん

に向けて書いています。

全く違うターゲット?と、お思いかもしれませんが、
うまくいっていないオーナーさんは気持ち的には初心者から初めていいと思います!(すでに物件持ってるだけラッキー!!!)
何度でもやり直せます!!!

あと、カフェ経営で金持ちになりたい!稼ぎたい!という方は、ちょっとちがうと思いますので、ここまでで。。

カフェで末長く、自分が生活するお金を稼ぎ、地道にお店を存続していきたいという志の方に向いているnoteとなります。

でも実はこれだけのことがとても難しいのです。
カフェの廃業率は、一般的に3年以内に50%、5年以内には約70%です。

存続の難しさがわかっていただけたでしょうか?
カフェ開業はゴールではありません。スタートです。

そこから何十年も存続していかないといけません。
(すみません、私はまだ9年目ですが!)

自分の好みのカフェを作って、
この先の人生、ずっとカフェを経営していきたいとお思いの方は
カフェを経営している自分を妄想しながら…
ぜひ読み進めてください。

この記事を知らずにお店を始めるのと、この記事を知ってお店を始めるのとでは、知識や覚悟に、雲泥の差が生まれること間違いなしです。

できれば色々知ってから、「舐めずに」始めて欲しいとの思いでこのnote
を書いています。

順を追って読み進めていただけたら、それなりのカフェ経営の知識や、ノウハウ、リスクを知った上で、開業をすることができます。
いわゆる成功率を上げることができます。

もしくは、見切り発進する前に引き返すこともできます。



さて1~3章お読みいただけましたか?
まだの方は是非そちらから読み進めてくださいね。
1~3章はこちらからお読みいただけます。


1~3章は個人カフェ経営に踏み出すか、それとも引き返すかの判断をしていただくために書きました。

なので4章目に進んでいただいたということは、
カフェ経営にある程度、自分には適性があると判断し、少し覚悟もついた方ではないでしょうか?

今回は実際にすると決めた時にまず取り掛かりたい「物件探し」について書いていきます。

カフェを開業するにあたり考えることはたっくさんありますが、まずは物件を探してください。

席数15席ほどの小さな個人カフェを対象とした話となります。

これから個人カフェを開くという方は、

・どんな広さの物件を借りたらいいのか?
・家賃はどのくらいに抑えたらいいのか?
・気をつけることは何かあるか?

など、全く何もわからない状態だと思います。

私も、初めてカフェを開くときは全く何もわからないまま、気に入った新築物件に飛びつきました。

「希望の地域に新築でテナントが建つなんて運命や!!」と言わんばかりに本当に何も深く考えずに!

幸い後悔は全くないのですが、今では恐ろしいことをしたな〜と思います。(後悔が無いのは性格によるものかもしれませんが!)

どのくらい客席を取れるかなどもあまり深く考えず、
契約してから何席取れるかな〜?と考える始末。

家賃も「まあいけるでしょう!」というざっくり勘定。

ある意味これくらいの潔さがないと、カフェなんてスタートできないかも知れませんが...
事実、何度も閉店の危機はありました。家賃の負担に悩まれることもありました。もっと広かったらと思うこともよくありました。

(今は自宅兼カフェになりましたので、ちょっと安心です。)

ただ、無謀に飛び込んだからこそ、
15席くらいの規模のカフェなら、どんな条件が必要かを身をもって知ることができましたし、

そしてこれから同じくらいの規模のカフェを始める方にお伝えすることができます。机上の空論ではなく、生の声ということです。

身をもって体験した私のnoteを読んでいただくことで、
物件について色々「分かった上で」探すことができます。

なんとなくで物件を探している方は、是非読み進めていただきたいと思います。

きっと物件探しの指針になると思います。
「なんとなくの物件探し」から、「自分が希望する条件の物件探し」に変わっていきます。

他のサイトなどでも、どんなテナントを借りたらいいか?などの試算をした記事などをよく見ますが、

坪の客単価とか、
席数による収益シュミレーションとか、

なんだか難しく感じてしまう単語や計算が出てきて、実際自分のことに当てはめて考えるのは難しいですよね?

だから、できる限りわかりやすく、15席前後のカフェに絞って説明していきます。

ここから永続するカフェになるための真剣勝負は始まっています。
いつも書いてしまうことですが、知ってると知らないとでは雲泥の差です。


<徹底解説>客席15席ほどの個人カフェにはどんな物件を探せばいい?

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