
小さいカフェの開業資金っていくらくらい?
こんにちは。現役Cafeファイターです!
Cafeファイターとは、カフェ経営で戦う人すなわち、
カフェ経営者のことです。(私が作った造語です)

開業当初は客席が15席の小さなカフェからスタートしました。
(今は自宅兼カフェへ移転)
もうすぐ9年目にさしかかるところです。
そんな私がカフェを開業するときに実際にかかった金額を元に、
開業資金を公開します!
15坪(15席)のカフェで実際に開業時にかかった金額

物件取得費
70万~80万くらい
大体そうだと思いますが、敷金、礼金、1ヶ月目の家賃と、仲介費用などだと思います。ちなみに家賃自体は13万ほどでした。
場所は都会でもなければ、田舎すぎることもない、駅から5分の住宅街でした。
建物は新築、15坪で、駐車場が8台くらいつていたので、都会ではありえない物件だと思います。
場所によっても物件取得費は大きく変わってくると思いますので、
ご自身の地域のテナントを探してみてください。
大体の金額がすぐわかると思います。
内装工事費
350万円ほど
新築のスケルトン状態だったので、床も、壁も天井も、おトイレも全て一からという状態でした。(エアコンや電気工事なども含む)
この部分はかなり上下する部分で、
居抜きでほぼ何もしなくていい状態ならあまりかからないですよね。
居抜き、おすすめです。
ここでいい居抜き物件に出会えたら私の場合より300万円は下げれると思います。
また業者によっても大きく変わるかもしれないので相見積もりは必須です。
私も知り合いの業者に頼んだので、これでもかなり安くしてくれていると思います。
厨房機器
50万ほど
オーブンや、冷蔵庫、冷凍ストッカー、シンク、食器棚、作業台など。
カフェで何を作るかによっても必要な機器は変わってくると思います。
私の場合はとにかく必要最低限の機器しか入れなかったのでかなり抑えられてる方だと思います。
オープン当初は食洗機なしで、手洗いで洗い物頑張ってました〜!
移転後に食洗機を導入したのですが、感動しましたね。
でも60万は加算されます。
その他机や小物(カトラリーや食器など)
30万ほど
ここはピンキリで、どれだけこだわるかによって大きく変わってきます。
私も焼き物が好きで、コップなどちょっとこだわってしまったり、カトラリーは良いものを使用したりもしました。
でもお皿などは、高見えの安価なものを探して、できるだけ抑えました。
100円均一のお皿を多用するなどは、一気に安っぽくなってしまう可能性もあります。
おしゃれなお店なのか、低価格を売りにしたお店なのかにもよって、使用するお皿のこだわりも変わってくるとは思いますが、個人の小規模のカフェなら30万あれば十分揃うのではないでしょうか?
営業許可や資格取得
6万ほど
私の場合は持ち帰りの菓子があったため「菓子製造業」と、「飲食店営業許可」の両方を取得しました。
また衛生管理責任者の講習も受けました。(調理師や、栄養士などの資格があれば受けなくて良いはずです)
管轄の保健所のホームページを見れば金額はわかると思いますが、多分全国ほぼ共通かと思います。

以上合計470万ほどとなります。
高い!!!!もっと下げれるのでは?
と思いますよね。
はい、もっと下げることは十分可能かと思います。
開業したい場所のテナント料金の相場にもよりますので田舎なら、もちろん安い傾向があります。
また古いテナントなら、それなりにお安いかもしれません。
ただ修繕費で結局お金がかかる場合もあります。
特にトイレなどは、綺麗じゃないとお店はできませんので、トイレを入れ替えとなると40万くらいはかかるかもという危険があります。
古くて安いのは考えものです。
かなり厳しくチェックして、安さだけで飛びつかないようにしてください。
あと、私の場合はスケルトンからの内装工事にかなりの費用がかかっておりますので、
良い居抜き物件を見つけた場合は300万くらい下げることができるのではないかと思います!
もし奇跡的に素敵な居抜き物件に出会えた場合は、200万ほどでスタートすることが可能だと思います。
開業がゴールではない。スタートなのです。
ただ、開業をして終わりではないですよね!
これから経営していかなければいけません。
開業後、すぐに軌道に乗るということはなかなかありません。
そのため、「運転資金」というものが必要になります。
運転資金をいくら用意するかは自由ですが、少なくとも3ヶ月はカフェの売り上げを当てにせずに生きていける分は必要に思います。

自宅でカフェを開業する場合
自宅の空きスペースや、家を建てるときにカフェを併設するという場合は、また変わってきます。
自宅の空きスペースでする場合は、営業許可がおりる作りに変える必要があります。
そのため、工事費用は必要です。(未知)
ただ、物件取得費が不要になりますので、その分のお金は浮かすことができます。
家を建てるときにカフェを併設するという場合は、先に保健所に行き、営業許可がおりる作りにする必要があります。
家と完全に分けるための扉や、キッチンと客席の境など、詳しい決まりがあります。
何も知らずにカフェを作ってしまうと、工事し直しとなってしまい、多大な出費となりますのでお気をつけください。
以上、小さなカフェの開業資金について、少しは参考になりましたか??
一人として同じ条件の方はいないのであくまで参考程度ですが、
開業時の資金調達の目安になっていただけると幸いです!
これからカフェを開業する場合はフランチャイズもひとつの選択肢に

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一人で始めるのが不安な方は、是非一度、こちらも読んでみてください。
カフェ開業を迷ってる方はチェック

果たして自分にカフェ経営の適性があるのかチェックできます。
「やりたい!」と「向いている」はまた別の話です。
まずはこちらの記事から、「個人カフェ経営者の適性」をチェックしてみてくださいね!
【カフェ開業したい方必見】そもそも小さなカフェの経営に向いているかのチェックリスト
https://note.com/cafe_fighter/n/n002a7af2bd06