珈琲豆の保存ってどうするのがイイの?
珈琲豆の保存法について、ブログやYouTubeを検索すると
冷蔵
冷凍
常温
の3つがヒットします。
僕は、珈琲豆の保存法として冷凍保存が面倒くさいという理由で、これまで冷蔵で珈琲豆を保存してきました。
ですが、冷蔵保存は間違ってるんのではないかとお模様になりました。
と、いうのも焙煎された珈琲豆の味の劣化を機に、焙煎された珈琲豆自体は生鮮食料品だと認識したからです。
生鮮食料品といえば、肉や野菜などスーパーマーケットで購入してくるものにです。この生鮮食料品には賞味期限があります。確かに焙煎後の珈琲豆をKALDIなどの珈琲豆販売店、ドトールコーヒーなどのコーヒーショップやカフェ、自宅付近のスーパーマーケットで購入してくると、パッケージに賞味期限が印字されています。
ただし、この賞味期限は未開封の状態でどれくらい保つのかという期限になります。
珈琲の場合、どの状態が賞味期限が長いのでしょうか。
それは、
生の珈琲豆
焙煎した珈琲豆
粉にした珈琲豆
の順になります。ということは、エンドユーザーが購入する場合の珈琲というと、基本は
豆
粉
です。なので、メディア上で言われている『珈琲は豆で買う方が良い』は賞味期限が未開封のモノで1ヶ月ほどあるからです。
では、珈琲粉の状態でどれくらい保つのかというと、未開封であっても14日(2週間)程しか鮮度は保ちません。しかも開封後の状態になってくると、さらに短くなって7日(1週間)程しか鮮度は保ちません。
そうなってくると、160g〜200gくらいで販売されている珈琲豆や珈琲粉は、1日1杯、10gずつ使って毎日飲んだとしても飲み切るまでに1週間以上かかることなになります。
そのため、珈琲豆や珈琲粉の保存、購入する豆の量が大事になってきます。
では、なぜ、コーヒーショップ、カフェでは珈琲豆を常温で保存しているのでしょうか。
それは、1週間程度もしくは、短期間で使い切ることができるため、冷凍などの保存をしなくても鮮度がある程度保てるからです。
なので、僕自身も友人、知人などから珈琲の買い方を聞かれた場合、極力豆の状態で買って、珈琲を飲む直前に珈琲ミルで挽いて飲むことを推奨しています。
僕が珈琲豆の保存方法に疑問を持ち始めたのは、冷蔵庫内のチルド室で保存していた珈琲豆の味の変化に気づいたからななんです。それと、コーヒージャーナリスト岩崎泰三さんのYoutube動画でも珈琲の保存法について検証動画がアップされていたことにも起因しています。
その動画中で話されていたのが、常温(冷暗所)での保存もいいんだけど、やっぱり冷凍の方が味の劣化が少ないということでした。それに引き換え、冷蔵は劣化が進んでしまって、ツンとした感じの状態の味にになってしまって美味しくないという結果も話されていました。
検証動画については、リンクを貼っておきますのでご参照下さい。
ということで、僕自身も珈琲豆の保存方法をどうしたら良いのかわからなくなったので、Twitterで質問を投げかけてみました。
質問Tweetが以下のものになります。
フォロワーさんからの回答がこちらになります。
この記事を読まれている方の中には、乾燥剤であるシリカゲルを使うのはどうなのかって考えるかもしれませんが、冷凍する際はシリカゲルの特性が失われることになるので、僕個人としてはオススメはしません。
と、いうのも、シリカゲルの使用温度範囲を調べてみると、−5度〜90℃になることがわかりました。また、冷凍庫の最適温度を調べ得ると−18℃ということがわかったからです。
そしてもう1つ、シリカゲルの実力を発揮する温度帯を調べると、これがなんと、高湿度(60〜90%RH)な室温(21〜32°F)で最高の性能を発揮し、コンテナ内の相対湿度を約40%RHまで低下させるということが、メーカーのサイトに記載されていました。
なので、珈琲豆を保存する際は、シリカゲルを使わない冷凍保存がオススメになります。そして、1回に使う量ごとに密閉容器に入れておくことが大事になってきます。
また、珈琲をスーパーマーケットやKALDIなどで買う際は、自分が家で飲む珈琲の頻度に合わせて、極力豆の状態で買うようにしておくことが大事になります。
今回は、僕の失敗や迷いを皆さんにも共有させてもらいました。
それでは、楽しいコーヒーライフをお過ごし下さい。