無銭横丁、読了
西村賢太氏の小説。彼の本は初読。
確か少し前にタクシーの中でお亡くなりになった作家さんだと記憶。
生い立ちが複雑だったと当時ネットで流し読みしてたのでなんとなく名前は覚えてました。
図書館でふらふらと借りる本を選んでて、彼の名前が目の前に飛び込んできたので借りることにした。
結構沢山の本を書いてるんですね。
私はなんとなくタイトルに惹かれてこの本を選択。
読んでて感じたけどこれは私小説なのかな。
未成年から一人暮らしして私の人生ではおおよそ知り得ない世界の話しでした。
結構難しい漢字が多くて読むのに苦労しました。今回はとりあえず読み進めたかったので読めない漢字は飛ばして読みましたが、時間ぎあれば辞書片手に読みたいなと思いました。
バイタリティーがすごい。執着心も。でもコレクターってこういう欲がないと難しいんだろうな。田中出光という作家がいたことも知りました。
そんなに執着するほど面白いのか、と気になりました。今度読んでみようかな。
家賃踏み倒しすぎるし、ヘビースモーカーだし、色々壮絶だ。
それでも作家として生き抜いたのは彼の中のエネルギーが大きかったんだろうな。
どんな時でも生きていけるかなとと別の意味で感じた本でした。
他の本も読んでみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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