苦楽を共に
先日久しぶりに学生時代に同じ部活だったチームメイトに会った。
全員が揃うのは卒業以来ぶりで会う前は少し緊張していた。
だけど集合場所について皆の顔を見たらそんな緊張は吹っ飛んで、いつの間にか学生時代の自分に戻っていた。
喋っているうちに
・部活内(学校内)での自分の立ち回り
・大人に対して敵意剥き出しだった思春期
・文句を言いながらもなんだかんだ頑張っていたこと
・頑張れたのはチームメイトがいたから
なんて様々なことが思い出されて、再会できた喜びだけではなく本当に、色んな感情になった。
学校を卒業して社会に揉まれ、
どこかに収まる人間になっていたような気がするが、
旧友と会うといい意味でも悪い意味でもそれが丸裸になって
「私ってこんな人だったよな」と思い出される。
あんなに一緒にバカなことをしていたチームメイトはいつの間にか
皆人それぞれの方向に行き、真っ直ぐ進んでいて、その姿は光り輝いて見えた。
その姿に寂しくもなり、悔しくもなり、誇らしくもある。
彼女たちにできるんだから、私にもできると自信にもなったし何か背中を押されたような気もした。
怖いものなんてひとつもなかった学生時代の私が今の自分を見たらどう思うだろうか。
「もうちょっと頑張って、あなたならきっとできる!」
きっとそう声をかけてくれるだろう。