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日本舞踊の世界へ
こんばんは。
日曜日の夜、いかがおすごしですか?
東京は先週同様、すごい暴風暴雨でした。
けれど「春の嵐」と聞けば少し印象がよくなりますね。
天気も冬から春に向かって変化するために頑張っていると思うと。
といってもできるだけやめて頂きたいですけどね(笑)
実際、身体が重すぎてどうなることやらと思いましたが、大好きな友達に会うとなると、こんなに嵐の中でも出かけていけるものですね!
本日は先日観賞した「日本舞踊」のお話。
祖母が日本舞踊をしているのでその発表を見に行ったのです。
祖母の舞台そのものも、もちろんよかったのですが他に新たな発見がたくさんありました。
①さまざまな曲を使用している
日本舞踊を観に行く前は想像ができず、お堅い舞台なのかなと想像していたのですが、そんなこともなく。
演技や日本の伝統的な音楽もありましたが、一青窈さんの「ハナミズキ」など私でもわかる曲も使用していました。
②袖と扇子は何にでも変身する
日本舞踊はあまり小物を使わないのか、踊り手さんは様々なものをお着物の袖・扇子で表現されていました。例えばお酒を扇子で表現して飲む素振りをしたり、袖をふすまに見立てて開閉するさまを表したり。
不思議なことに本当に扇子がお酒に・袖がふすまに見えてくるものですね。
表現力が素晴らしい。
③踊り手さんの個性がでる
踊り手さんによって踊りが違うのが素人でみてもわかりました。
おしとやかで滑らかな動きをする方もいれば、力強い荒々しい動きをされる方もいる。それぞれに個性が出ていて見ていて飽きなかったです。
同じ踊り手でも女形/男型を演じるので雰囲気と顔つきがガラッと変化して魅了されました。
お着物も色とりどりの色・柄でワクワクしました。
④MCがおもしろい
今回の舞台は「胡蝶さん」という日本舞踊を代表する方が主催する舞台だったのですが、中盤で胡蝶さんのMCが含まれていてこれがおもしろいおもしろい。MC専用の舞台に来たのではという錯覚をおこすほど笑えました。
たまに皮肉もまじえて例えるなら綾小路きみまろさんのような老若男女笑えるお話をされていました。
日本舞踊でもプロ、おしゃべりでもプロ。
まさに「エンターテイナーの世界で生きる人」という感じで輝いていてとてもかっこよかったです。
日本舞踊と聞くだけで堅苦しくて近寄りがたい感じですが、日本舞踊側もおそらく今の世代にも対応するように歌謡曲を使用したりMCを盛り込んだりと努力しているのを感じられました。
もっと若い世代の人にも気軽にみてもらうようになるといいですね。
日本の素敵な伝統ですから。
今回も良い刺激を受けることができ感謝です。
それでは日曜日の夜、ゆったり過ごしましょうね♪