【Interview Vol.2】まき
こんにちは!〈CANvas〉です。
これから、おなじ想いのなかまや、想いをもって活動されている方にお話を聴き、CANvasの輪を広げていきたいとおもっています。
まずは、立ち上げメンバーの3人から。
今回の話し手は、まき。聞き手ははづき(★)です。
《活動について》
★私に誘われて参加した「ちゃぶじょ・チェンジ・リーダー・プログラム」の最終日ワークショップ。どうだった?
まき:
はづきとはこれまでも、ジェンダー問題について話したことがあって、行動を起こしてみたいと思ってた。そのための方法を教えてもらえるのは面白そうだなって!
やってみたくても、何をどうやって始めればいいかわからなかった。イベントに参加してみて、始め方とか、必要な資源にどうやって気づいて集めるのかを教えてもらって、自分でもできるかなっていう気持ちになった。
★ありがとう!気持ちを聴けてうれしい。
活動を続けるモチベーションとか、逆に、不安ってある?
まき :
モチベーションは、このCANvasっていう団体自体が自分にとって居心地のいい場所であること。
CANvasでは、葛藤を抱えてる若者が、安心して意見を言えるような場をつくることを目指している。まず私にとって、CANvasを2人とやっていることが、安心できて居心地のいい場所だから、頑張ろうって思えるんだ。
不安でいうと、これから活動を外にだしていくときに、どういう反応が来るのか。
無関心が多いのかなって思う。共感してくれる人もいると思うけど、自分たちが目標としてるほどの反応や関心が得られないんじゃないかなって不安。
これインタビューに書いて大丈夫?(笑)
★どうだろ(笑)
やってみないと分からない、未知だよね。
どうしてCANvasが居心地のいい場所って感じるのかな?
まき :
反対の意見も言えるからかな。
自分の意見を強くおし通したいわけではないけど、同調しすぎるのも居心地がいい場所ではない。疑問に感じたときに、反対意見でも言えるっていうのが、居心地の良さにつながってるかな。
「そういう考え方もあるんだ」って気付かされることも結構多いし。
《あなた自身について》
★まきが生きる上で大切にしている想いとか価値観ってなに?
まき :
相手の立場になって考えること、自分を大事にすること、かな。
相手の立場になって考えることについて。
相手と意見が合わないときに、どういう考え方が背景にあるのか、考えるようにしてる。自分の価値観だけで判断するんじゃなくね。その場では腹が立ってできないことがあるかもしれないけど、あとからでも考えるようにしてる。
相手と同じ経験をしてきたわけじゃないから、完璧に理解することはできない。けど、人と付き合っていく上で、少しでも理解できるように意識するのは、すごく大事だなって思う。
自分を大切にすることについて。
相手を理解することは大事だけど、相手に合わせすぎる必要はないかなあと思う。
自分のやりたいことを、信じてやりたい。最初から「私はこうだからできない」って言うんじゃなくて、自分の想いを大事にしてとりあえずやってみる。
他方で、やりたくないことがあるとき、本当にそれはやらなければならないのか、考えて、自分自身のために断る勇気も大事だと思う。
★私も話したかったことと、似ていた!
相手の立場に立って考えようとしても、難しいときってある?
まき:
どっちも間違ってないなってときは、なかなか難しいかな。
そういうときこそ、相手の立場になって考えることで、納得はできなくても理解はできるっていうか。理解しようとすることがまず大事かなあ。
《あなたと社会について》
★大事にしている生き方や、それが難しいときのことを聴かせてもらったね。まきが大切にしていることを、少し社会に広げて考えたとき、社会課題にも通じるのかなと思って。
社会的な問題に対して、まきはどう向き合っていきたい?
まき:
私が関心のあるジェンダー問題は、考え方による対立が多い。
今の日本のジェンダー観に生きにくさを感じることがある。でもこれは私の考え方、今という時代の考え方であって、古いジェンダー観の人たちが生きてきた時代は、その価値観があたりまえとされていた。
相手の立場に立って考えれば、必ずしも間違ってるわけじゃないから、頭ごなしに否定するのもどうなんだろうと思う。
私は生きにくさを感じてるから、変えたいと思っている。だから、「相手の立場になって考える」ことと、「自分を大事にする」ことは、この問題にも通じる大切なことかなと思うよ。
お互いに相手を理解しようと対話すれば歩み寄れるって思うし、私はそうしていきたい。
★ありがとう。大事な話を聴けてよかった!
まきが大切にしている「相手の立場になって考える」「自分を大切にする」ことは、ジェンダー問題や女性のエンパワメントについて考えるときにも、とっても大事な姿勢みたいです。
そして、それはCANvasが大事にしたい文化でもあります。
ほかの2人のメンバーのインタビューはこちら!
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