ブルゴーニュ②
2日目
朝から葡萄畑、森を通って天気の良い日はMont-Blanc(モンブラン)も見えるという丘に行ってきました。1er cru と grand cru(ワインの階級)の畑もありました。
泊まっていた家の前(大きな墓苑)から北西へ7、8kmくらい離れたところです。
有名な場所ではありませんが、土地の方々にはよく知られている所です。
フランスのほとんどの地域では、どこも町から10kmくらい離れれば(もっと近くにある場合もある)山でなくてもハイキングコースのような場所が存在します。
観光インフォメーションは勿論のこと、ホテルやAirbnbなどには沢山のパンフレットがあり、その場所の近くの情報が詳しく得られます。
山道は分かりにくいですが、パネルがあり、道が分かれている所は、木にGR(Sentier Grande Randonée)ソンティエ・グランド・ランドネの印があります。
かなり何処からでも普通に葡萄畑に通じていました。
夏は緑、秋は色が変わって、良い雰囲気になるのでしょう。
これ60cmくらいだったような…。
芽が出て育つのでそれでも90mくらいになるのでしょうか。
何十年くらい経つ幹なのでしょう。直径10cmは越していて、50年はいっているような気がします。
葡萄の幹を見てるといつもArt nouveau(アールヌーヴォー)を思い出します。
葡萄は、よく描かれていますよね。
ここから秋や、冬の天気の良い日はモンブランが見えるそうです。
この日は早朝でなかったからなのか、雲か、ガスなのか霞んでいて見えませんでした。
丘に着くまで、葡萄畑は緩やかな斜面に(小さな山)になっているところが多いので、緩やかとはいえ行きは地味にずっと登りです。
フランスは国全体的に乾燥しています。特に葡萄は雨をあまり好まないので5月から9月ごろまではかなり乾燥しているように思います。
どこの葡萄畑も当たり前ですが、太陽を遮るものがないので、旅行に行かれる方は、十分な日除け対策と、水分補給をしてくださいね。
やっと森林の緑にありつけました。ひんやりして気持ちがよかったです。
午後からはマスタード(ムタルド、ムタードに聞こえる)工場のEdmond Fallot(エドモンド ファロ)に行きました。ブルゴーニュ地方のマスタードはディジョンが有名ですが、
Moutarde de Bourgogneと記載されているものがマスタードシード100%フランス産、ブルゴーニュ産なのです。
Dijon(ディジョン)と記載されているものの多くはカナダから輸入している種で作られています。日本で売られているmaille (マイユ)はmade in france ですが材料は違う国からの種も混ざっているのです。
(見学した時に話していました)
このように着くまでに至る所に黄色のカーペットのようにマスタードの花でいっぱいでした。
余談、高速といえば!
車移動の場合は金曜の夕方や、土曜日を避ければ、割と空いています。
フランスの高速道路では
土曜の夜10時〜日曜の夜10時まで トラックは運転できません。
乗用車は人々がゆっくり寝てるか、教会に行ってるというのもありますが
日曜日の朝が一番空いているのです。
2日目はこれでおしまい。
目を通していただきありがとうございました。
3日目③はワインがメインです。
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