小惑星の衝突から地球を守ることができるのか。期待大な試みが始まりました
この記事、見出しに「はやぶさ2に続け」「人工クレーター計画」とあるので、宇宙開発競争の中で日本がライバル視されているという話かな?と思ってしまったのですが、そうではありませんでした。
探査機を体当たりさせることで、将来地球に衝突する恐れがある小惑星の軌道を変えることができるのか?という実験に、NASAとESAが共同で取り組むという話です。
「潜在的に危険な小惑星(PHA)」と呼ばれる、地球に衝突する恐れのある小惑星は現在約2,000個ほどあると言われており、その危険性は度々指摘されています。NASAは2016年、小惑星の接近から地球を守ることを目的とした新部門(PDCO:惑星防衛調整局)を設立しました。
それにしても体当たりで小惑星の軌道を変えるとは、なんというかあまりに原始的な手段で驚いてしまいますが、この実験の結果がどうなるのかには非常に興味があります。それに、体当たりできるなんて探査機にはどのぐらいの強度があるんだろう?とか、小惑星が微小重力の場合、体当たりすると探査機が跳ね返ってしまうのでダメなのではないか?など色々なことが気になります。
続報を楽しみに待ちつつ、「これならわかる「はやぶさ」~つまみ読みでお子さんの興味関心を広げよう」の記事を書いていきたいと思います!
これならわかる「はやぶさ」① はこちら
これならわかる「はやぶさ」② はこちら
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