見出し画像

飛行機という最高の読書空間

飛行機は電波が届かないのが最高だ。(最近ではWIFIが使える飛行機もあるので技術の進歩はすごい)
地上では構ってくれと言わんばかりに通知でブルブル震えるスマホが、飛行機に乗っているときには静かにしてくれているのがありがたい。

なぜ静かにしていて欲しいのかといえば、読書を邪魔されたくないから。
どんな要件のメッセージも見られないので、返信しようがない。
ゆえに飛行機は本と向き合える最高の環境なのだ。

飛行機に乗る前に、どの本を読もうか考えるとワクワクする。
やっぱり旅先に関わる作品だろうか、それともずっと楽しみにしていた新刊だろうか。
旅先で読んだ本は特に記憶に残りやすいので、慎重に考える。
飛行機で読む本を選ぶときから、読書は始まっているのだ。

今回は小倉に行くのだが、お供に選んだのは松本清張の『日本の黒い霧』
小倉には松本清張記念館があり、ぜひ行ってみたいので読んでみることにした。
松本清張といえば推理小説だけど、『日本の黒い霧』は占領下の日本で起きた怪事件の数々を追ったノンフィクション作品ということで気になった。

羽田から小倉までは1時間50分かかるので、じっくり読めそうで楽しみ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?