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地域活動の現場より

CAREベアです。
【けあリテ】にたどり着いてくださりありがとうございます。

 介護福祉士から社会福祉士となり、介護の現場から地域包括支援センターへ異動になり、本格的に地域活動というものの実践経験を積み上げている所です。2024年の4月からなので、かれこれ4ヶ月くらいです。
 とはいえ、2年ほど前、私は介護福祉士をやりつつ、社会福祉士国家試験の勉強をしつつ、近所の、コミュニティカフェの立ち上げに運よく携わることができました。現在も継続して、ボランティアスタッフとしての活動も行っております。包括への異動に伴って、このコミュニティカフェには、勤務中の参加のお許しをいただき、感謝感謝な状態であります。

 「地域活動強化員」(というのが私の地域にはあります)としての役割もあるため、包括エリア内の様々な活動(町内会・社会福祉協議会・民生委員等主催)に参加、包括の啓発活動、企画なども行っています。また包括主催の集まりも毎月のように開催しています。

 これまでは、ボランティアスタッフとして楽しくコミュニティカフェの活動をしていただけでしたが、(来月はこんなイベントやろう~とかワクワクしながら考えるくらいに呑気でした(*^-^*))包括職員という立場を持って動くと実に様々なことが見えてきたなあという感じです。

 もともと、ボランティアスタッフとしてのコミュニティカフェには、プレオープンの段階から、包括の方が見に来てくださっていました。この活動は素晴らしいと仰ってくれました。月1回の開催なのですが、たまたま企画が立てられずお客さんが2人しかいなかった時は、地域の話をして場を繋いでくれたりもしていただきました。

 当時の私はあまりに知識が無く(今も無いですが……)、地域の人が見に来てくれるんだ~くらいにしか思っていませんでした。
 包括職員になり、その方はコミュニティカフェがあるエリアを担当していて、お客さんが近隣から来ていることが多いため、繋がりもが得られる場であるために来ているということがわかりました。

 私は、コミュニティカフェのある地区担当ではないため、担当エリアの地域活動に定期的に参加するようになり、少しずつ地域住民と顔なじみになり、スタッフ側の民生委員の方から近所に気になる人がいる、とか、今度はこのような企画をお願いしたいとか頼まれたり、あるいは町内会長さんなどとの面識を得る(顔を覚えていただく?)など、地域にて繋がりを生み出す立場なのだなと実感しつつあります。

 ちなみに私は介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を持たずして、要支援1・2の方のケアマネジメントなるものを、前任から引き継いだ方含め、10人位担当させていただいています(委託を含めると20人程)。もちろん、この方々たちにも地域の場に参加していただきたいと、日々働きかけています。

※介護支援専門員の受験の要件は満たしているので受けようと思えば受けられますが、この辺りの考察はまた別記事でお送りします……。


 とはいえ、参加に結び付くことはあまりないのが現状です。参加していただくことが絶対ではなく、私自身が【地域資源】であるという認識でお誘いをしています。特に一人暮らしの方には気にかけている存在がいるんだと思っていただけたら十分。「何かあったら連絡してくださいね」とお伝えしています。
 ちょっとしつこいなと思われているなと感じることもままありますが、適度な距離感をもっておき、必要な時に動ける様にしたいなと思っています。

 一方で、常連さんになっていつも顔を出してくださる方、私をみると笑顔になってお話ししてくださる方もいます。その人その人の心身の状況や、タイミングがあるのだと大らかに考えて、楽しく地域活動に邁進していきたいです。
 暑い日が続いています。私自身がちょっと体調を崩しがちです。逆に、あまりに熱心に地域活動に参加されようとする人には、無理しないで~と言いたくなっている今日この頃です……。


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