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【産休3日目】 11月の振り返り(引越し・産休入り)

 24年11月。
 一番の大きな出来事といえば引っ越しをしたこと、そして産休に入ったということ。

 こうやって文字にしてみると、あれよあれよという間に自分の人生が大き
な節目を迎えたことを、嫌でも意識させられる。


散々な引っ越し

 来年1月には子供が生まれるということで、部屋数を増やし、より3人での生活を意識した間取りのお家へ引っ越すことにした。街も同様。駅前が広く、ごみごみしていないから外出がしやすくて、全体的に「子育てがしやすそう」な街。

 家具の買い直しや備品の整理がついて、新しい生活がようやく軌道に乗り出した今は、この日当たりが良く周囲も静かで、リビングからみかんの木が見えて、最高に住み心地のいい我が家を大好きだと心から言えるけど、引っ越し当日から2週間近くは毎日毎日ブルーすぎて…笑
 今回の引っ越しは本当に辛かった、という感想しか浮かばない。

 その理由の一つは、引越し資金をケチって午後便を選んだはいいものの、結局荷受けに来たのが17:00、家を出たのが19:00、荷下ろしが終わったのが21:00だったということ...。
 何時に荷受けに来るかもわからないから1日拘束されて、かつこんな遅い時間まで作業が続き、もうぐったり。
 しかもその日は珍しく大雨、嵐の日で。笑
 こんなに大変なことになるとは思いもしなかった。 
 (引っ越しってそんなもんなのでしょうか・・・?)

 加えて、21時すぎ引越し業者さんを見送ったのち、荷物と一緒に取り残された私たちは、部屋の狭さと家具の大きさのあまりのチグハグさに唖然...

 私は完全に思考停止。
 狭いリビングにかろうじて置けたソファーに座り、山積みになった段ボールに囲まれながら放心状態に。

 時間が経つにつれて状況が理解できるようになるとともに顔が曇っていく私を、夫はひたすらに励ましながら、「大丈夫!大丈夫!物を減らして、このサイズにあった暮らしに変えていこう!」と背中をさすってくれた。

 状況を再度整理して、家具に関してはこの家に合った物を追加すること、要らないものは捨てることに決めたのだけど、それでも、大型家具ってすぐには捨てれないし、買ってもすぐには届かないよね。

 しばらくの間は、廊下に捨てる予定の家具が投げ出された状態だったり、新しいテーブルが届かず、リビングに椅子しかない生活が続き、心は荒む一方。

 本当に辛かった。。。
 でも、生まれる前に引っ越しを済ませれてよかった。。。

 そんな散々な引っ越しだった。

 身重な私には一切荷造りをさせず、全てを請け負ってくれた夫は、今月のMVPだと思う。


産休入り

 課長との面談、後任への引継ぎ、お世話になった取引先や職場の先輩方が設けてくれた送別会、最後の札幌出張など慌ただしく過ごしていたらあっという間に最終出社日を迎えていた。

 後任と仕事に向き合うスタンスが合わず大喧嘩をしたり、取引先が安産お守りを用意してくださっていてその暖かさに泣いたり、行くとこ行くとこで感謝のスピーチをして、職場の仲間からたくさんの送別品をいただいて。

 持ち場を去るって、別れって、大ごとなんだなと改めて気付かされた。

 最終日、同期が名古屋から会いに来てくれた。
 いろんな想いが溢れた帰り道、ひとりぼっちだったら悲しい気持ちになっていたかもしれない。彼女がいてくれたおかげで、笑顔で会社に背を向け改札を潜り抜けることができた。


 これからどんな毎日が始まるだろう。
 まずは12月。自分の人生を自分らしく生きたい。

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