言葉に気持ちをトッピングしたい
かれこれ、お弁当作り置き生活を2年以上している。
毎週金土日と休みなので、金か土に買い物に行って、日曜日に気合でまとめて作る。
ゆる糖質制限をしているので米は昼に食べない。
おかずを4品と気分が乗ったらスープジャー汁物も付ける。
メニューは事前に決めない。
あ!食べたい!と思うものがあればメニューに採用することはない訳じゃないけど、スーパーで売り場を見て、安いものからなにをメニューにするか組み立てる。
最近のブームは切り干しサバ缶マヨ。
切り干し大根にさば水煮缶、すし酢、マヨネーズ、ごま、一味を混ぜたらできる。さば味噌缶でもいい。
簡単で美味しいから、好き。
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スーパーに買い物に行ったり、どんなお店で買い物してても最近思うんだけど、この頃よく心のない“いらっしゃいませ”をぶつけられてるなーって 。
品出ししようとしてる店員のお兄さんからさ、いらっしゃいませー(意訳:そこ早く通りたいんだからさっさと避けろよ)って言ってるようにしか聞こえない雑ないらっしゃいませを今日くらって。
別に自分のことをお客様とは思ってないつもりだけど、言われてる言葉はいらっしゃいませなのに、いきなりすごく邪険に扱われたようで嫌だった。
そんなにいらっしゃいませって免罪符になる?
てかいらっしゃいませという言葉はそんなに無敵なの?
正直ちょっとモヤってしもた。
でも、限られてる勤務時間の中で品出ししなきゃならないのかもしれないし、なんか、ごめんなさいね、とそそくさと通り抜けてレジに向かった。
そしたら研修中のおばさんがふたりいて。
1人はレジ、もう1人は支払いの機械の使い方がわからない人がいたら教える係、みたいな感じで。
まあ私は機械の扱いは問題ないもんで、その機械係のおばさんが私が支払ってる間にカゴをカートに載せようとしてくれて。
その時に彼女が首からかけてるネームプレートに私の買った長ネギがひっかかってしまって。
あら、あら、ってひとしきりあたふたした後、ようやく長ネギからネームプレートの紐が外れて、本当にごめんなさいね、って大層申し訳なさそうに言うもんだから、大丈夫ですよ、カゴを載せてくれてありがとうございますってこちらが言ったら、ホッとしたのかありがとうございましたって笑顔でいってくれて。
なんか、思わず私もその笑顔に嬉しくなって笑顔になってしまった。
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どうして歴史の上に言葉が生まれたのか。
なんて私の敬愛する椎名林檎女史は唄っていたが。
太陽、酸素、海、風だけじゃなくて、こういう時に言葉があって良かったって思う。
言葉にあった気持ちをその言葉に乗せて伝えること
気持ちにあった言葉を使うこと
大切にしたい。
私の好きな薬味とかちょい足しと一緒だな。
気持ちをそっとトッピング。
忙しい時とか、よりテキトーな言葉を投げつけがちだから。
いつの間にか私も誰かに不快な気持ちを与えてやしないかと心配になったりもして。
せかせかしないで心にいつも余裕を持っていたい。
そしたら言葉に気持ちをトッピング、できる気がする。
あなたと支え合いたい.