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#23 斜めの太陽

暑い日が続くわね。貴方はお元気かしら?
私はおかげさまで、元気に過ごしてるわ。マゼンダよ。

今日は、8月6日に公開された劇場版の『太陽の子』を観てきてわ。

(ていうか、これ、もともとテレビドラマだったのね。劇場版とは話が少し違うらしいけど)

さて、私はあまり戦争映画を観ないのよ。特に太平洋戦争の映画は、ハッピーエンドになるはずがないじゃない?なるとしても、主人公達が生き延びるぐらいの結末で。

だけど、何故か惹かれてしまったのよね。今回は。

まだ公開したばかりだから、ネタバレをしないで感想を表すと、

「この時代の人々のおかげで今の私があるんだな。」

と、すごく感慨深くなったわ。

何度も涙が溢れてきたんだけど、それは、きっと、今、こうして平和を享受出来ているからなんだと思うわ。

そしてね。

これは、話題にさせて欲しいんだけど、出演者の「三浦春馬」さんについて。

私は特に彼のファンって訳ではなかったんだけど、彼が亡くなったことは本当にショックだったし、今こうしてスクリーンで笑顔を浮かべている彼は、もう居ないと言う事実が余計に胸を締め付けたわ。

ここから先は少しだけ、センシティブな内容を含ませてもらうわね。



『自殺』

そう。三浦春馬さんの死因とされる事象よ。

貴方は、生きてるのが楽しい!と毎日を送れているかしら。
そうだと良いな。と心から願っているわ。

けど、現実は本当に辛いこと、苦しいこと、やるせないこと、理不尽なことばかりよね。

私だって、何度も自殺を考えたわ。

それは、思春期を過ぎて、大人になってもそうよ。

このまま生きていて何があるのだろう?
って急に不安に駆られるのよね。

だから、もし、貴方が自分で命を絶つという思いに至ったところで、私はそれを責めたりしないわ。

だけどね。もしこの声が届くなら。この思いが届いてくれるなら、「生きてちょうだい。」

私の場合は、自死念慮に駆られた時、まず母の顔が頭に浮かぶの。きっとすごい悲しませるし、私に対して、たくさん後悔させるんだろうなって思うわ。

そして、次に今は確かに何もない。けど、生きてなきゃ、どんなことにも出会う事は無い。

とほんの少し前を向くの。

そう。ほんの少しで良いのよ。
前を向くのに大した理由なんていらない。

来月発売される好きなアーティストの曲を聴きたいとか、今度公開されるあの映画が観たいとか、あの本が読みたい、あのレストランで食事がしたい、あの憧れの景色をこの目で見たい。

そんな、ちっぽけな欲望でも、確かに生きる希望になる時があるわ。

そして、少し余裕が出たら、貴方自身に優しくしてあげて。

で、更に元気が出てきたら、大切な人にその気持ちを伝えてあげて。

そうして、人は生きていくのよ。

生きていくことに大それた理由なんて必要ないわ。

強くなくても良い、みっともなくても良い、今の貴方が生きていてくれれば、それで良いの。

映画の話とは少し逸れてしまったけど、私が言いたいこと、伝えたいことが、生きづらさを感じている貴方に、少しでも届きますように。

そして、太平洋戦争で犠牲になった全ての人々と三浦春馬さんに、この投稿を捧げます。

絶対に平和で優しい時代にしていきましょうね!!私たちで。

じゃあそろそろ閉店よ。また来てね。
大好きよ💖

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