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#6 斜めの依存

あら、いらっしゃい。クラブマゼンダへようこそ。

今日は、「依存」をテーマに話すわね。

現代人にとって依存しているものが無い人なんているのかしら?

昔、ミニマリストに憧れて、そう言った方の本を読んだんだけど、確かに物への執着はなくても「ミニマリストという生き方」に依存していているように感じたわ。

貴方は、何に依存してるの?

私の場合、そうね。
前も話したけどスマホやテレビ、洋服だって好きだし、人への執着やあるいは睡眠薬なんかも最早無くてはならない物のひとつね。

そう。私は、ものすごく依存体質なのかもしれない。

昔ね。不定期な仕事をしてた時、金曜日の夜、朝まで楽しく過ごしてた当時の恋人やその周りの友人のことが羨ましかったわ。
そして、その恋人が先に帰る私を放って朝まで帰らなかったことを眠れずに待ってた程、依存体質だったの。

まぁ、そんな恋もあったわね。程度の話なんだけど、今はと言うと人に対して依存しても良いことがないってつくづく思い知らされて、気付けば独りなことなんてざらだわ。

そう。何かに、あるいは誰かに依存すればするほど、それがなきゃ生きられない。

つまり、自分の人生をその人や物に預けてしまっている状態なのよ。

はっきり言うわ。それは、弱さよ。

依存しないで生きてる人なんて絶対に居ないって言い切れると思うから、みんなどこかで弱いのよね。

で、その弱さを受け入れて、日々を過ごしているの。

だから、弱さであっても、否定はしないで。

ただ、貴方が貴方らしくありたいなら、依存する物を少し減らしてみる方法もあるかもしれないわね。

恋人に依存してしまう人なら、メッセージの回数や会う回数を少しずつ減らしてみるとか、私もそうだけど、スマホがなきゃ!!ってなるのであれば、スマホを見ない時間を作ってみる。

そして、その空いた時間で、貴方が貴方を好きになれる他のことに、その時間を使ってみてちょうだい。

少しだけ、気が楽になると思うわ。

じゃあ、そろそろ閉店よ。またね。

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