#18 斜めの東京
こんばんは。マゼンダよ。
今日は少し愚痴らせてちょうだい。
私は元々東京出身じゃなくて、東京に来てからもう8年近く経つのかしら。
この8年色々な事があったわね。
最近だと、前職の昼間の仕事で、頑張りすぎたのと、その当時の上司のパワハラで軽い鬱になったのよ。
その後、夢と希望を抱いて転職したら、まぁ、モラハラの嵐。秒で辞めたわ。
そして、次の仕事ではやっと、やり甲斐を持って働けると思っていた矢先に、非合理的な理由で雇い止め。
何なのかしらね。この流れは。
仕事のクビを言い渡されたその日、当時の彼とも別れたわ。
理由は、色々あったと思う。私も彼に沢山我慢させてただろうけど、私も本当に我慢してたわ。
コロナがあって、なかなか会えない。
家族に打ち明けていなかった彼とは、将来、一緒になることは叶わなかった。
そんな色々が重なって、限界が来たのよね。
恋に恋する乙女じゃなくても、クビになってボロボロになってる時ぐらい、心配して欲しかったし、会いに来て隣にいて欲しかったのよ。
けど、それは私のわがままで、もちろん叶わなかった。
そして、お別れ。
東京にこれだけ住んでいるけれど、なかなか気の許せる友だちが作れなくって、やっと出来たと思った親友を傷付けて関係が壊れたりしてね。
元々人付き合いが苦手な私だから、都会に出ても簡単に友達なんて出来なかった。
そんな私は、仕事無し、恋人無し、友だちも無しと言う3無し(そんな言葉ある?)の状態。
そして、悶々とする毎日に訪れたとあるニュース。
夏の大型野外フェス、ロッキンの中止。
そこで、ある演者のボーカルの方が、呟いていた。そこには、悔しさの中にも優しさが詰まっていたわ。
それをリツイートした私に投げられたのは、「文句言ったら誰かが悪者になるよ。(中略) 我慢は誰しもしてんだから影響力ある演者もチクっとtweetしないで理不尽なんて世の中いくらでもあるんだからって思うけどね」(一部抜粋)
って言葉。
私は誰かを悪者にしたかったのかな?
世の中に理不尽はいくらでもあるからって、全てを我慢しなきゃいけないのかな?
そんな事を思った時に、私の中で何かが割れた音がしたわ。
それは小さな小さな音だったけど、確かに何かが欠けた音がした。
全ては私の撒いてきた種の結果よ。
それはわかってる。だけど、それらを今の私1人で抱えるには重すぎるのよ。
私はみんなに。これを読んでくれている貴方に、愛を届けたい。
それでも、頑張れない時もあるわ。笑顔になれない時もある。
『こんな小さな街じゃ 何にもなれるはずない
かっこつけ うちを出たわたし』(がんばれないよ/Juice=Juiceより)
東京という街は、夜でも誰かが居て、いつも明るいわよね。そこにある星を隠してしまうほどに。
そして、私が過ごしてきた東京の夜は、今の私が生きていくには、明るすぎるわ。
そんな事を感じたひとときだった。
ごめんなさいね。こんな、話を聞かせてしまって。
次の投稿こそ、明るいものにするって約束するわ!!
最後まで読んでくれてありがとう。
じゃあ、閉店するわね。
大好きよ💖
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