【COMPUS日記#7】 ”成長”を目的にしない、”今”を大切にする【前半】
こんにちは、COMPUSメディア担当の目黒智也です!
前回記事読んでいただきありがとうございます!
今回は、「有限会社 藤田酒店」で長期インターン生として働く中藤 寛人(なかとう ひろと)さんにお話を聞きました。
「親業」の資格試験のため、クラウドファンディングで支援してもらい、大学を1年留学することを決意したひーくん。彼が「家族の大切さ」を伝えたいと発信し続ける想いについて聞いています!ぜひご覧ください!
【プロフィール】
大学:岡山大学
学部:経済学部
学年:4回生
家族について勉強したい
―わざと留年することを決意したということですが、何か新しいことをしたくてということですか。
去年の10月に自分が2020年に「親業」という資格を取るという約束でクラウドファンディングをしました。いきなり就職をするよりは資格を取って家族について勉強して、伝えていきたいと思ったので。資格を取るためにも融通の利く時間が欲しいのもあり、勉強期間も含めてまずは1年休んでから働こうと決断しました。
【クラウドファンディング】
クラウドファンディング(crowdfunding)とは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。
今は個人事業主として、YouTube発信活動や想いを届けるウォールステッカーの販売などの活動をしています。YouTubeでは『親業』に関係することを発信しており、実際に先生(講師)としてその発信内容をちゃん伝えることができる”資格”を今取ろうとしています。資格が取れたら『親業』に関する活動をしつつ企業で働くと思うんですけど、今起業してるからといってこのまま起業したままに続けるかもわからないし就職としても1つの手段としては残ってて。とはいっても、今のところは自分の事業でやっていこうと思ってます!
👇現在ひーくんが行ってる事業の1つであるぺたレターです!
―親業は日本にはあまりなかった資格なんですか。
あまり根付いてはいなくて、おそらく岡山でも活動している方が3人ぐらいで若い人は全然いないですね。お父さんお母さん世代の方がしてるって感じです。
―ひーくんのような大学生がするとなるとかなり衝撃的ですね。
そうですね。そういうこともあったりして、インストラクターの方から支援してもらったりなどクラウドファンディングではありましたね。
―どうやってその資格を見つけられたんですか。
家族で悩んだ時に検索とかをして「親業」があることは知ってました。そしてある時、キングコング西野さんのオンラインサロンでいろんな方と交流していると、『親業のインストラクター』として活動されている方がいたんですよ。僕はそんな方がいるとは知らず、「最近親業っていうのがあって興味がある」って話をしたら「私インストラクターだよ」っていう話があって、講義を受けるようになったんです(笑)「ちょうど来月から講座やるからおいでよ」ってなって、「じゃあ行きます」ってなって学び始めた感じです(笑)
数少ないインストラクターの方とそんな出会いがあるとは!(笑)
個人で家族の大切さを発信
―ひーくんの家族に対する考えが変わったのはいつ頃なんですか。
もともと高校生の時に家族で悩んだことはあったんですけど、大学2年生の時に友達が親を亡くす経験をした話を聞いたことなどがきっかけで、その中で家族に対してちゃんと向き合うきっかけに繋がりましたね。
―そこからシニア婚などの活動に結びついたということですか。
最初は、バイト繋がりで仲良くさせてもらってた企業の社長さんと、「何か面白いことを大学生とうちの企業でやろう」ってなって。初めは、シニアの方が元気になれたり、シニアの方が生きやすいような世の中を岡山から作っていこうっていうのでいろいろ考えてたんですよ。色んな選択肢があったんですけど、その中で親友の親が亡くなった話を聞いたこともあり、自分の親世代やシニアの方が元気になれる世の中っていうのは、多分自分の息子とか娘から「長生きしてね」などの想いが届けば、「これからも頑張っていこう」と思えるきっかけになるのかなという感じがして。
その1つの形として、「親に結婚式をプレゼントするという文化を作ってみたい」って話になり、それを広める立場の人がまずやろうってことで僕がプレゼントすることになったんですよ。自分で企画して親にプレゼントするのを、考えて営業してってなって。
すばらしい親孝行ですね!
今考えたら絶対できないんですけど、その時はもう吹っ切れてましたね(笑)友人にサポートしてもらったこともあり、「絶対今伝えないと後悔するぞ」と言われつつ実行しました。
👇実際行ったシニア婚の動画です!
でも、その後就職活動など忙しくてうまくビジネスにする前に挫折してしまって。その後に当時ブロガーとして活動されてた方に会って、「個人で発信できるんだよ」っていうのを教えてもらって。そういった方との出会いをきっかけにして自分個人で家族の大切さを広めていこうと思い、Twitterを始めて自分の想いを発信したりしてましたね。
双方向のコミュニケーション
―ひーくん個人で発信していく方向に変わっていったんですね。
そうですね。Twitterを続けていく中で、親世代の人との関わりが増えて、応援したい人が同年代よりは上の世代の方が多くなって、そういった方と関わる中で、もともと親業の勉強はしてたんですけど「子供のことを想っていない親ってなかなかいない」、「本当は想いたいのがうまく伝わり合わない」っていう所が見えてきて、子供から親への親孝行だけではなくて双方向のコミュニケーションについても発信したいと思って、そういったことをTwitterやYouTubeで発信したりしてます。
その中で、YouTubeを始める前に双方向のコミニケーションってことで親業というのを学生である今の自分の立場からやりたいということでクラウドファンディングを行って、それが成功して今勉強している最中です。
―クラウドファンディングで30万円ってなかなか集められないですよね。
僕の場合はすごい恵まれてて、かなりサポートしてもらったんですよ。だから、僕個人でしたというよりは仲間でしたってくらい協力してもらいました。自分だけではなく、他の多くの方が「僕はカメラで写真撮るよ」とか「ブログを教えるよ」などリターンを用意してくださって、そのお金を僕の支援に回していいよといった形でサポートしていもらいました。仲間ができていた状態でクラファンを始められたので恵まれていたなとは思います。
【リターン】
クラウドファンディングにて支援してくれた支援者に対して見返りとして、サービスやプロダクト、金銭などをプロジェクトオーナーが支援者に提供すること。
―ひーくんはもちろん、周りの方の支えが大きかったんですね。
もともとコワーキングスペースでイベントなどしてて、そういった所で出会った方たちってすごい応援してくれるんですよね。話を聞いてくれたりとか自分が主催するイベントに足を運んでくれたり。ネットで知り合った方もかなり応援してくれました。
人の心の温かさを感じます、、、
Twitter:ひーくん
YouTube:ひーくん家族について話す人
はい!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
後半では、
・現在働くインターン先へ入ったきっかけ
・業務をする上でのやりがいや苦労
・長期インターンを考える学生へのメッセージ
など、0から始められた新しい事業での苦労や気づきについてもお話を聞いてます!ぜひご覧ください!
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