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レノファ山口FCのホームゲームを6年ぶりに観戦

エヴァの限定ユニフォームがきっかけで

地元のJ2サッカーチーム、レノファ山口FCのホームゲームを、実に6年ぶりに観戦した。

以前はかなりの頻度で試合を見ていたが、ある時から状況が変わって観戦が難しくなる。
周囲の環境や心境の変化もあって、グッズなどもすべて処分し、レノファそのものから遠ざかっていた。

ところが今年に入り「まちじゅうエヴァンゲリオン×レノファ山口FCコラボ夏ユニフォーム」の発売を耳にする。
山口の地図をバックに、パープルの初号機カラーがあしらわれたデザイン。胸のラインは地域とのシンクロを表しているという。
エヴァをリアルタイムで見ていた自分にとって、このユニフォームは何としても手に入れたかった。

そんな折、子どもが急に「レノファ山口の試合を見に行きたい」と言い出す。そこで、夏休み最後の日となる8月31日に、家族全員で観戦することにした。

1万人超えのスタジアムは大混雑

当日は子どもにトラブルが発生し、チケット代を無駄にするところだったが、大事には至らず無事に観戦にこぎつけた。

試合はナイターで、キックオフは19時からだった。
ドタバタもあり、試合会場となる維新公園のスタジアムに到着したのは18時半過ぎ。
現地は人で溢れ、フードエリアは長蛇の列だった。
それもそのはず、ホームゲームとしては今季最高の11,525人の入場者数を記録していた。

スタジアムはQRコード入場で、非常にスムーズだった。バック席はかなり埋まっていて焦ったが、アウェイ寄りで空いている席を見つけることができた。

子ども2人は、スポンサー企業が提供してくれている「夢パス」で入場できる。この日は「バック席」か「ホームゴール裏席」にしか対応していないため、今回は自分もバック席のチケットを手配した。

スタジアムDJは交代しており、スクリーンに投影される選手紹介なども6年前から大きく変わっていた。
混雑していたが、全体の雰囲気はとてもよかった。

試合は岡山ペースだった気がした

岡山との試合は残念な結果に

ファジアーノ岡山FCとの対戦は、結果的に0-2で完封負けを喫した。

サッカーの戦略には詳しくないが、全体を通して相手側フィールドでのプレーが多かったように感じる。
数少ないチャンスも、キーパー正面へのシュートやゴールポストに当たるなど、得点にはつながらず。空中戦も分が悪かった。

前半は無得点で折り返すも、後半に体格のいい外国人選手に2点を決められる。
アディショナルタイムの枠内ヘディングシュートは、相手キーパーのファインセーブに阻まれてしまった。

バック席で静かに観戦していたが、惜しいシーンでは思わず大きな声が出てしまい、目の前で得点された時には胸が締め付けられるような切ない気持ちになった。いい歳ではあるが、どうやら自分は感情移入しやすいタイプのようだ。

試合中、選手たちが初号機カラーのユニフォームを着てプレーする姿に、少し誇らしさを感じた。
ホームゴール裏の応援団は6年前と変わらず、懐かしいコールが聞こえてきた時は嬉しかった。

岡山とはプレーオフの位置を争っていたが、試合の結果を受け順位は逆転されてしまった。

試合後、スタンドに挨拶する選手たち

スタジアムは進化していた

入場券は、公式アプリ「Jリーグチケット」からクレジットカードで購入し、入場口でQRコードをかざすだけという手軽さ。
QRコードはアプリから表示するが、あらかじめ撮ったスクリーンショットでもチェックインできる。一緒に買った連れ合いの分は、メールで送っておいた。

連れ合いがハーフタイムにご飯を調達しに行ったが、今季最高の入場者数ということで、ほとんど完売だったようだ。仕方なく、かき氷を食べていた。

グッズやフードエリアの支払いは、原則キャッシュレス化されており、現金は使えない。クレカやPayPay、WAON、Suicaといった一般的なキャッシュレス決済に対応し、それらを持たない人には「1dayJプリカ」が用意される。
私も日頃からキャッシュレス決済だけで過ごしているため、これはとても歓迎すべき進化だ。

実は、エヴァのコラボユニフォームは、初号機カラーの12番を購入してリュックの中に忍ばせていたものの、着替えるタイミングを失い、恥ずかしさも手伝って結局着ないままだった。

試合開始直前に駆け込んだため、イベントへの参加もなく、ただ試合を見ただけに終わったが、子どもたちはとても喜んでいた。

次はユニフォームを着て、勝ち試合を見たい。

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