男性の育児休業取得について vol.4
BysのNobby(2021年キャリアコンサルタント国家資格を取得)です。
妻と5歳3歳の保育園児と暮らす33歳のサラリーマン。今月第三子が生まれ、「パパ休暇」で2ヶ月の育休取得。2ヶ月の理由は、妻の職場復帰、長男の小学校入学&学童、次女の保育園入園が重なる一年後に再度育休取得するためです。
詳しくは前々回の「男性の育児休業取得について」にまとめているのでご覧ください。
前回のvol.3は第三子が産まれる2日前に起こったハプニング〜産まれる当日までだったので、今回は産まれた翌日から1週間についてです。
ちょうど1週間のタイミングで学びがありました。
1. 出生翌日(5/5祝日)
翌日の朝、一番最初にしたことは携帯で次女の写真を見て、一人で感動していました。
3日後に妻と次女を迎えに行くまでは、5歳の長男と3歳の長女と3人暮らし。長男はムキになりすぎる一面もあるが責任感が強く頼りになる。長女はマイペースで甘えんぼ、みんなを笑顔にしてくれる。妻が3日間も居ないのは長女にとっては初めてなので、「お母さーん(泣)」となるだろうと予想。
この日は、次女の名前を決めました。今回も筆で名前を書いて家族に発表する形式。子どもたちも興味を持って、それぞれ平仮名で次女の名前を一緒に書いてくれました。
ちなみにトップの写真は、お母さんと赤ちゃんの似顔絵と、子どもが考えてくれた名前です。珍しい名前がたくさんあります。
音、漢字の意味など色々拘りがあって考えた名前ですが、有給休暇をとって夫婦で静かなカフェでああでもないこうでもないと話し合って決めた名前です。
子ども2人を見ながら困るのは、やはり家事と食事の準備です。遊んであげられないし、2人が交互に話しかけてくるので進まない。昼から私の母が応援に来てくれたので非常に助かりました。
2. 出生後2日目(5/6平日)
本来であれば、この日は特別休暇を取得して役所に書類を提出したり手続きをする日ですが、保育園でコロナ発生&娘の体調も考慮して保育園を休むことにしました(詳しくは前回のvol.3にて)。
掃除第一弾として、朝イチで次女と妻が寝ることになる部屋に置いていた5月人形の片付けや、掃除をしました。
次に病院に荷物を持って行きました。退院する時のベビー服、あとは退院日に支払う入院費用の現金などです。前金8万円に加えて、多めに12万円ほど準備しましたが、6万円程度は使わなかったようです。
ホームセンターでは虫対策グッズを購入しました。これから蚊が増える時期なのと、我が家が大きな公園に隣接しているためよく虫が侵入してくるためです。家の外に設置したものは早速効果が出ていました。
夕方からは、子どもたちの親友である私の弟が来て、一緒にピザを作ったり相撲をしたり遊んでくれました。
3. 出生後3日目(5/7土曜日)
この日も私の両親が朝から遊びに来てくれて、パーティーのような昼ごはんを準備してくれたので、子どもたちと遊びながら他の家事をすることができました。
4. 出生後4日目(5/8日曜日)
待ちに待ったお迎えの日。
掃除第二弾として、次女と妻が寝る部屋に置いてあるおもちゃを子どもたちと整理しました。2階の遊び部屋へ持って行ったり、捨てる決断をしたりと、張り切って頑張ってくれました。
出生前に手洗いした久しぶりのベビーシートを取り付け、今まで2列目だった2人は3列目に移動。赤ちゃんの顔がよく見えるよと以前から伝えていたので、すんなり受け入れてくれました。
病院に着いて、久しぶりのお母さん、初めて赤ちゃんとの対面で、2人のキラキラした顔は絶頂。長女はお母さんを求めて泣いてしまうと予想をしていましたが、結局一度もそんな様子はありませんでした。ごめんねと思いつつ、成長を実感できて嬉しかったです。
そして、ようやく5人揃ったので、退院記念撮影をして帰宅。
昼ごはん後は、妻と赤ちゃんにゆっくりしてもらうため、子ども2人を連れて買い出しに行ったりしました。
5. 出生後5日目(5/9月曜日)
育休前の最終就業日でした。在宅勤務をさせてもらい、やり残しを片付け、業務を引き継ぎを完了。人事に出生報告をして、育児休業に関連する書類提出を行いました。
6. 出生後6日目(5/10火曜日 育休初日)
役所に提出する資料を書き上げ、朝から役所へ。意外と人が少なく、順番待ちの時間がほぼ無しで1時間弱で終わりました。ただ子ども医療費助成の申請には、子どもの健康保険証が必要なため、発行後に再度手続きをする必要があります。
帰宅してから、第三子が記載された住民票を提出してほしいと人事から連絡がありました。翌日もう一度役所に行かないといけなくなったので、もっと早く人事に報告するか、確認しておけば良かったです。
7. 出生後7日目以降(育休2日目以降)
私にとって、ここから一番大変だと感じたのは、料理です。
元々料理は好きな方ですが、子どもの成長や栄養を考えて献立を考えたことがありませんでした。こればかりは妻に先生になってもらい、アドバイスをもらっています。
保育園児のお子さんがいらっしゃる家庭の多くがそうだと思いますが、我が家も保育園の昼ごはん献立を見て、牛肉・豚肉・鶏肉・魚をどう配置するかを決めるスタイルです。
始めは面倒だと思っていましたが、毎日どうしようとなるよりよっぽど楽でした。主菜、副菜ともに調理家電を活用することも多く、有り難さを実感すると同時に、毎日ご飯を作る大変さを改めて痛感しました。
8. 出生後12日目(育休7日目)
子どもたちを保育園に送り届けた後、洗い物をしていると不意に妻から「1週間経ってみてどう?」と質問されました。
夫 「まぁ、ほとんどイメージ通りかな」
妻 「バタバタしている時じゃない方が、冷静に話せるかなと思って」
最初はありきたりであまり考えずに発した回答でした。でも妻の二言目を聞いて、率直な気持ちを伝えました。
「昨日、家から帰ってきて何も片付いてなかったからイラッとしてしまった」
昨日というのは、日曜日の午前中は子どもがプール、昼から来客があるので掃除・片付けをするという日でした。朝からいつもの家事をして、プールに連れて行き、帰ってきたら昼ごはん準備、隙間時間に片付け・掃除と、やることがたっぷりでした。
そんな中、プールから帰ってくると何も進んでいない状況に正直イラッとしてしまいました。まだ産後1週間で身体が大変だろうし、家事その他身の回りのこと全部やるという話を確かにしていました。でも忙しい時はちょっとくらい手伝ってくれてもええのにと思いながら、急いで昼ごはんを準備する私に、「トイレ掃除だけやっといたよ」と妻。これを聞いて、ゼロじゃなくてやってくれたのかと少し落ち着き、それ以上何も言わずにグッと堪えた、そんな昨日でした。
素直な気持ちを打ち明け、それを聞いてもらえたことでとてもスッキリしました。ちょうど不満を感じたタイミングで、夫婦でお互いの意見・考えを言い合い、すり合わせができたことは非常に良かったです。改めて自分の役割の再認識もできました。
9. まとめ
日記のように書いてしまいましたが、今回一番伝えたい内容は、8です。「夫婦間のコミュニケーション」、これに尽きます。
以前、男性育休の先輩に、育休に入る前に役割分担などしっかりとコミュニケーションを取っておいた方が良いとアドバイスをもらっていました。まさにこの事かと、思い出しました。
それもあって、色々話し合ったつもりですが、時間の経過と共に状況や考えは変わるので定期的にコミュニケーションを取ることが重要だと感じました。
これまでも伝えづらいことも含めて、思ったこと、感じたことを言い合ってきましたので、これからも定期的に続けていきたいと思います。