医療マネジメント職 髙橋さん
これまでのご経歴を教えてください
同じ熊本県にある済生会みすみ病院に新卒で入職しました。社会福祉士で応募し落ちたのですが、別の部署にお誘いいただき企画総務(事務職)としてキャリアがスタートしました。
企画総務では、ITシステムや購買を経験し、企画では院内イベントや病院機能評価、保健所監査などを経験しました。
思い出に残っているのは、済生会グループの中小病院を集めた事務部会の運営です。全国のいろいろな病院の人たちと交流することは大きな刺激になりました。
その後、医事課で2年半経験し、2年前に谷田病院に転職しました。
なんで谷田病院を選んだのですか?
ちょうど30歳くらいで、今後のキャリアをどうするか、悩みはじめた時期でした。実は、次の行き先も決めずに辞めることを決めました。
谷田病院以外にもいくつかの病院を比較しました。実際に声をかけていただいた病院もあります。
特定の知識に特化するスペシャリストよりも、いろいろなことが広くできる人材の方が重宝されると思っていました。医療マネジメント職はまさにピッタリでした。
あとは、これやりたい!と言った時に話を聞かず否定するような病院ではなく、いろいろとチャレンジできる病院を探していて、ホームページ等を調べて谷田病院に興味もちました。
実際に谷田の医療マネジメント職として入職してどうでしたか?
非常にやりがいを持って仕事ができています。ここまで職員のわがままに付き合ってくれるのか?!と感じてます。まぁ、悪くいえば、ゆるい感じですね。
いろいろとチャレンジできる反面、自分なりの目標がない人はきついだろうなと思います。
あと感じるのが、決定事項のスピードが速いこと。事務手続きも簡素化されており、上司を説得し、院内決裁をするための無駄な資料作成などが、他の病院に比べて少ない。
ただし、決まったことを誰が実行するのか、継続させていくのかを明確にしないと、進んでいなかった、ということもありますね。
それと、残業はほとんどないです。特別なことがなければ、18時くらいには帰れています。医療者も定時の17時半にすぐに帰る人がほとんどで、組織全体として残業が少ないと感じます。
谷田ではどんなことをしてきましたか?
医事課に主任という役職で入職しました。初めて役職者となったので、どのようにしたら病院に貢献できるか、何かしら結果を残さないと、と思いながら仕事に取り組んでいます。
業務改善をしたり、業務分掌を作ったり、オフィスレイアウトを変更したり、一人一人と面談をしたり医事課内がうまく回るよう心がけてきました。
また、他の部署とのコミュニケーションが課題だと感じたので、意識して率先してきました。課長がいるのですが、業務を代行できるように意識しています。
谷田のマイナス面はなんですか?
任される分、自分で怠けてしまうと、怠けることができます。実際に、自分自身、ちょっと手を抜いてしまった時期もあるなと反省することもあります。
周りからのプレッシャーがあると、必死にやらないとなりませんが、谷田の場合、誰も何も言わないので、自分で律しないとなりません。
手を抜こうと思ったらいくらでもできる環境だからこそ、自分で自分を管理しないと成長しません。
今後は何をする予定ですか?
谷田病院をベースとしつつも、医療環境総研などの仕組みを活かし、他病院の経営支援もしていきたいです。
現在でも熊本県内の一つの病院を支援させていただき、実務を知っているからこそのお手伝いができていると感じています。
今後は、まだ経験していない経理や人事労務をやることで、病院経営を全体的に網羅したいです。
数か月後にローテーションが決まっており、他部署から見て改善したい点もあるので、まずはそれに着手したいです。
読者へのメッセージ
他の病院の経験がなく、うちで働いている人は気づいてないかもしれませんが、これだけチャレンジできる環境ってめったにないと思います。
確かに、新しいことがいろいろと始まるので、どうなるのか不安な時もあります。
でも谷田病院に来て色々な経験ができたからこそ、やってみればとりあえず何とかなると楽観的に考えることができるようになりました。
本当にやりたいことがある人、チャレンジしたいと思っている人にはお勧めです。
カジュアル面談
医療マネジメント職や病院経営に関して活躍したい方、何か聞いてみたいことがある方、お気軽にご連絡ください。