君を想う花が降る君が僕を見る花が降る(果てしなく)ほら笑って

慎ましい願いたちまち
天と地の間でも歩こう
大人の顔だ。そうです
死んだ後にも夏は来る
やり尽くせない幸せを

君を想う花が降る君が僕を見る花が降る(果てしなく)ほら笑って

「束の間の一花」(著・タダノなつ/講談社)より
萬木昭史先生、千田原一花さんによせて

束の間すぎた安寧がいつかどこかで続きを始めますように

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ナクキザシ
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