怒りを引きずらずに無理なく機嫌を良くする方法 通読目安:5分
怒りが出てきたら、リフレーミングで別のエネルギーに変換しよう、というお話です。
仕事でも、会社の人間関係でも、恋愛でも家族間でも、イラってすることありますよね。
この怒りを何とかする方法、いろいろあります。
ちなみに、ストレス発散じゃあ!!って言って、サンドバッグを殴る、みたいなのは、効果ないらしいです。
それどころか、さらに怒りが強化されてしまうということが分かっています。
じゃあどうするか?
自分がどんな感情を感じているのかを観察する、マインドフルネスも使えますし、ちょっと茶化してみるのもいいです。
うわ、俺今めっちゃ怒ってるじゃん、何?
そんなに怒る? いやまあ怒るか。あれ酷いよな。
だろ? いやまあでもさ・・・
みたいな感じで、茶化しから入って、自分の中のもうひとりの自分と会話して、キャッチボールする。
まあ一人じゃなくて、二人でも三人でもいいんですけどね(笑
で、今回お話しするのは、リフレーミングの話。
再解釈、というやつです。
■怒りを鎮めるリフレーミング
たとえば、仕事でミスって、ちょっとしたミスなのに、ものすごく上司に怒られたとしましょう。まあミスったら怒られるのはしょうがないんですが、それにしてもそこまで怒る? 何なの?
って思って、イラついたら、この人、私のこと嫌いなのも・・・
嫌がらせ? 八つ当たり? まじ不快、じゃなく、ああ、奥さんと喧嘩でもしたんだろう、ここで話を聞いてあげれば、あとで感謝されるかもしれない・・・
とか、この件の前にも、他の誰かが何かやらかして、沸点がさがってるのかもしてない、とか考えてみる。
めっちゃ嫌いなやつに何かされてたり、電車で変なヤツにぶつかられたりしたら、前にありましたね、今でもあるのかもしれませんが、都内の駅で、女性にぶつかってくる変なヤツらがいるというニュース・・・
その言うのだったら、人生うまくいってなくて自分で改善する気もなくて、ああいうくだらないことで発散してるのかもしれないな、そんなことで発散しても意味ないし、根本的な問題解決してないから、いつまでもああいうくだらない人間のままなんだろうか、かわいそうに・・・
とかね。
もちろん、もっと好意的な解釈でもいいですが、ストレス発散で人にぶつかってくるような人間に対して、無理に好意的に解釈することもないと思います。
大事なのは、解釈の内容ではないのです。
■大事なのは思考と時間
イライラすると、ずっとそれに引きずられてしまうことありますよね。
僕は昔、某中小企業で働いてたとき・・・もう潰れましたが・・・
その会社の社長にすごい嫌がらせされて、毎日のようにイライラを引きずってました。
でもそれ、冷静に考えたらもったいと思いません?
そんなくだらないことのために、脳を使ってしまうことも、時間を使ってしまうことも。
相手を許すんじゃなく、自分の感情と思考力と時間を守るために、怒りをリフレーミングして、もっと有用なことに、感情も思考力も時間を使いましょうってことです。
リフレーミングするときは、僕のおすすめとしては、あまり真面目に考えたりせずに、面白い解釈をしてみるといいと思います。
この人はなぜこんなことを言うんだろう・・・?
ってところから、そこに至るまでのストーリーを勝手に考えてみる。
そうすると、怒りがいつのまにか消えるか、小さくなっていくので。
真面目に考えるなら、これイラっとするけど、何か学べることあるかな?
って考えるとか、でもこれ、逆に考えると・・・
って考えて、自分の成長のための再解釈をするとかね。
リフレーミング、ぜひ使ってみてください。