デザイン業界の外のデザイン:Bling-Bling
bling-bling。ブリンブリン。宝石や宝飾品の輝きを意味する言葉で、1999年にB.G. feat. Hot Boyz & Big Tymersの楽曲「Bling Bling」が流行してから使われるようになったヒップホップ由来のスラングです。宝石、ネックレス、高級車を見せつける過剰に派手なスタイルのことを意味します。こんな感じ。
「ああ、こういうヤツか」とひと目でわかりますね。英辞郎 on the WEBに適切な解説がありました。
〈俗〉ブリンブリン◆キラキラと輝くアクセサリー全般や、派手な宝飾品をしばしば過剰に身に着けるスタイル、さらには高級車を乗り回したり豪遊したりして羽振りの良さを見せつけるライフスタイル全般や、そうしたスタイルの人を指す。ダイヤモンドが光る様子を形容する言葉が転じたもの。ゴージャスで格好いいというニュアンスで肯定的に用いられることもあれば、成金趣味が鼻につくといった否定的な意味で用いられることもある。
ワタシはギャングスタ・ラップの楽曲自体にはあまり惹かれないのですが、このデザインの革新性には興味があって、とくに『小悪魔ageha』というキャバ嬢雑誌が話題になった2007~2008年頃に、その元ネタとしてギャングスタ・スタイルに興味がわきました。同誌のロゴがbling-blingで、この雑誌の影響で一時期どこを見てもbling-blingスタイルが目につくくらい流行ったんですね。
2000年代後半はまだこのスタイルについて検索しても誰も解説していなかったのですが、今は情報が増えています。再確認のために、ちょっと整理してみましょう。
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