メモ:風景論1.0
風景論とは。
(1)映画『略称・連続射殺魔』のスタッフの一人である映画評論家・松田政男が『朝日ジャーナル』1969年12月28日号に書いたエッセイ「風景としての性」、および『現代の眼』1970年4月号に書いた「風景としての都市」を起点とした、「風景」に意識を向けた映画論/対権力論の潮流のこと。まずそれらを読むしかない。
火がついたのは、1970年5月頃に行われた座談会「大島シンポジウム」にて、大島渚『少年』(1969年)に関して、映画評論家・佐藤忠男が「風景というのは非常に重要なものなんですか」と素朴に質問し、脚本家の佐々木守が回答したときからである。
佐々木守はこう回答した。
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