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2024年に見つけた印刷物 part 3

この前の続き。今年3月までに集中して買いすぎたのでセーブしてます。4~6月に買ったのってたぶん40冊くらいじゃないかな……。本当に置き場所がないので……。ただ、どうしても買わなくては後悔するようなものに出くわすときがあって、それは買わなくてはいけない。あとで超後悔するから。その間はDTMのプラグインを買っていて、質量がないって素晴らしい!と感動してどんどん買ってましたが、それもちょっと冷静になりつつある。わはは。今回はまたランキングっぽくやろう。

第5位・jukebox 創刊号

第5位は『juke box』創刊号(1958-04-01)! ディスク社。これは戦後日本で出てたポピュラーミュージックの専門誌ですね。もともと『ディスク』というクラシック中心の音楽誌があって、そこにちょっとだけ載ってた軽音楽の話題を独立創刊させたのがこの雑誌です。表紙上に「ジャズ・タンゴ・シャンソン・ムード・ウェスタン・映画音楽」と書いてありますが、それらの総合誌。ロックンロール以外の洋楽って感じ。わかりまっか? こういう雑誌はまだ『ミュージック・ライフ』くらいだったんじゃないかな~。『スイングジャーナル』もちょっとは載ってるけど基本はジャズの専門誌ですしね。

創刊号はいつか欲しいなと思ってたんですが、1000円で見つけてこれまで見た中で最安値だったのでついに買いました。雑誌自体は国会図書館に入ってるんで見ようと思えば見れるんですけど、マイクロフィルムなんで閲覧がちょっと面倒くさいんですよ。雑誌自体は1963年3月号まで出てたっぽい。ビートルズの『プリーズ・プリーズ・ミー』のシングルが英国で1963年1月ですから、つまりこの雑誌はビートルズ以前の洋楽の世界を知る上でなかなか良い存在といえます。

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2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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