雑談:「ダサカッコイイ」考え中
日本人の誰もが一日一回はダサカッコイイと口に出していると博報堂の統計がありますが(嘘)、知ってますか? ダサカッコイイ。知らない人は名前だけでも覚えて帰ってくださいネ~。
ダサカッコイイは「ダサい」が普及してから広まった言葉です。ダサいの普及は1970年代半ばで、もとはツッパリ用語で、一貫してない、筋を通してない事物について言います。それをツッパリでない若者も真似して、野暮ったい、田舎者、イモい、格好良くない、など悪いイメージにつながり、1980年代に大衆化しました。
ダサカッコイイは用法としては「ヘタウマ」に近い気がします。本来相反する価値観を合わせて別の価値観に仕立て上げた手腕。ダサいけどカッコイイ、ダサいからカッコイイ。何にしろ1980年代的な言葉と価値観です。
ここから先は
1,307字
/
3画像
2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。
ばるぼらさんの全記事アーカイヴ
¥980 / 月
2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?