【超訳ブッダの言葉】まとめと少しの感想と
この本は、著者の小池龍之介さんがブッダの言葉を訳すにあたって、現代に合わない内容や言葉について、大きく改変やカットを行っているから"超"訳となるらしい。
名言集だったので、今回は自分に刺さった部分のピックアップと共に、箇所毎に書かれていた要点をめちゃくちゃ端的に纏めた。
私の中で嚙み砕いた内容になので、意図が違う箇所も多いかと思います。
すみません。
Prime Readingで無料で読める本の1冊ですよ~。
1章怒らない
01-04:口汚い言葉を掛けられた際の心の対応
生きていれば悪口は必ず言われる。だからこそ、常に心穏やかに過ごせる様に心掛けなさい。
05-14:怒りとは
怒りを抱くと自分が1番辛い。
怒りを向けたとて根源は自分から発生しているので、結果的には自分を傷つけている。
16-20:怒りの対処方法
怒りの原因は常に自分の内側。
嫌な事があった際も、自分の思いや心に向き合い、等身大で生きよ。
19-20:最低の人間
ここワイや!!!!
21-25:真に強い人間は
不快な状況下でも怒りを覚えず、相手の言葉を受け流す。
他人への協力を目に見える形で行う。嘘をつかず、事実のみを言う。
2章比べない
26-30:調子に乗らない
自分が負けたと感じた相手に、プライドが邪魔してやってしまう自分。
31-38:自身に酔う
自身に酔うと、視野が狭くなり押しつけがましくなる、いらぬお節介です。
泥酔の様に自身に酔う私は、この部分を長所と思ってるよ!?
39-45:競わない
競争からは何も生まない。勝てば恨まれ、負ければストレスになる。
この言葉に強く同意。日本の体育教育文化、イヤッ!
3章求めない
46-49:欠乏感
欠乏感はとどまることを知らない。
あなたを苦しめる材料になるので捨ててしまいなさい。
50-55:執着しない
執着を捨てればと憂鬱さと恐れの感情は存在しない。
56-62:無い物を求めず
「ある」に執着をせず、「ない」に嘆かず、全ての物にしがみつくのはやめましょう。
更に言うと、一つに執着する訳でもなく、好きな物から好きな物に移り行く物ではなく、心を1点に持つだけ。
金は貯めるもんじゃねぇ、使うもんだ!!
悟りすぎてて、こんなにも欲がないのはもう人間じゃないよぉ。
4章業を変える
63-69:行動の上に立つ
人間は過去の行動の上に、今がある。
だから、良いと思った事は必ず行動に起こそう。そうすると、ネガティブな感情が入りにくくなる。
70-79:塵も積もれば山となる
悪口等が自身に影響するのは、だいぶ時間が経ってから。
その時は良くても、必ずしっぺ返しが来る。反対に良い事をしていれば、自信を持ち波を立てずに生きていける。
80-85:自業自得
その人自身のエネルギーで業は変化する為、どんなに悪い業であっても「これで済んで良かった」と明るく受け入れよう。
5章友を選ぶ
86-89:無理に群れない
互いの立場関係なく、改善を認め合えたり、性格の良い友が見つけられたのであれば、その人と歩もう。それが叶わなければ、一人で歩もう。
90-97:友達もどき
友達もどきの人の特徴は日本人の9割と言って良いほどの特徴。
一人で居た方が良いって事かな?と書いた所で、締めくくりに今の状況で友だちを作るのはかなり難しいので、独りぼっちの方が清々しい。の記述
98-103:友とは
君に財産のありかを教えてくれる人。そういう人は痛い所を突いてくるけれど親しくなろう。また自身の心と向き合える、向上する努力を行える心の澄んだ人と一緒にいると良いゾ。
6章幸せを知る
104-110:執着の対象
様々な物・金・3大欲求に対しての執着をやめる事によって得られる幸せ。
存在するだけで、既に幸せなのだ。
111-119:最高の幸せ
多くを求めず、今を生き心に波を作らない。そして多くを学び、それを与え皆の役に立つことが幸せ。
111-124:内面
内面を観察し、物事によって感情が揺さぶられる瞬間を減らしていく事が、最高の幸福
7章自分を知る
125-130:変わりゆく感情
111-124に続き内面の感情について触れらている。
日々変わっていく感情の変化に常に着いていく事は、「瞑想」をしている状態に近い。
最中は辛いが、それが安定に変わる瞬間がある。
だから感情から目を逸らすな、逃げるなー!卑怯者ーー!
てありました(ありません)
131-137:感情は全て自分の中から起きる
喜び、怒り、悲しみ、苦しみ等の感情は、全て自分から発生している。
心に振り回されず、心を管理しよう。
138-140:ブッダの教え
外から与えられたとて、心が浄化される事はなく、上辺に過ぎない。
大切なのは外からの刺激を内面にどう影響させるかだ。
8章身体を見つめる
141-146:小さな器
惑星規模でみると我々の器はホコリと同じで、どれも同じに見える。
そのためいくら容姿に拘っても、内面以外は些細な変化でしかない。
この中で、生き物を殺す事は身体の悪とある。
すまん、めちゃくちゃ殺ってる。
次からは生きたまま…いやぁ~Gは生かしておけないって。
ここは中々染みました、強いとイキっている所があるので…。
9章自由になる
147-151:従わない
世の中の当たり前とされている慣習や、生活の上で馴染んでいるものを始めとした物を安易に信じないように。
「周り」ではなく、自分はどう考えたのかに気が付き、常に揺れる心をコントロールさせよう。
152-157:外から得る情報
外から得た情報・知識・欲望等を自慢したいと思わず、流せる人間になった時に、自由が手に入る。
10章慈悲を習う
157-161:この世で一番愛おしいものは「自分」である
どんな生き物でも、故意に殺し、殺させることはしてはいけない。
何故なら、この世で一番愛おしいものは全生物の中でも「自分」であり、殺めるという事はその人自身の最愛を目の前で葬る事になるから。
162-165:全てに愛を
常に優しい念を送るように、練習しましょう。
11章悟る
166-169:生存本能
輪廻転生を繰り返す原因は、内面の生存本能である。煩悩や無知も、全てを破壊す事で生まれ変わることはない。
身体が炎に包まれ、燃えていようと心が燃えていないと思うのであれば、燃えていないのだ。
170-182:拠り所
この世の中で変わらない物はなく、安らげる所など存在しない。
自分自身も、全て自分のモノではないし、本来の全ての感情は苦である。
それが当たり前なのだ。
苦を無くしたければ、全ての欲求、渇愛を完全に消滅させる必要がある。
12章死と向き合う
183-188:死後の財産
死ぬと、肉体がないので渇愛していたあれもこれと、全て持って行く事は出来ない。
持っていけるのは自分の行ってきた行動・言葉・思考だけである。
だからこそ、未来に備えた財産は、君の内面にしか無い物なのだ。
死を考えながら常に行動する事で、生活に張りが出るのはガチ。
189-190:ブッダの死期が近い時に話した言葉が書かれている。
色々最強すぎて、これが悟った人間が神になるという事かぁーーはぇーーすんごいとなった。
ブッダの半生
色々略されて書かれてました。
70点
本の点数は70点です!
点数付けられる立場の人間じゃないのは承知ですが、メモ代わりに記録。
分かりやすく翻訳してくださっていてとても飲み込みやすかったです。原文はかなり難解だったんだろうなぁと感じました。
この本を読んで、これからもしブッダの話になっても、ついていけるくらいの知識は得られた気がする。
あじゃじゃした~~。