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何になりたいかではなく、どんな人間でありたいか。

「どんな人間になりたいか」を問いつづける。
(中略)
僕が「すてきだなぁ」と感じる人たちからは、みなさん口に出さずとも「こういう人間になりたい」という思いを持って生きていることが伝わってきます。そのコンセプトがあっての生き方(働き方、ものの選び方、暮らし方、人間関係など)なんだろうなと感じるのです。
(中略)
生き方を「選ぶ」のではなく「つくる」。

「エッセイストのように生きる」光文社 松浦弥太郎 著
P56〜P61より抜粋


心あたりがある。

わたしが好きな芸能人で、
その言動を逐一注目してしまう人がいる。

どうしてこの人はこんなに魅力的なんだろう?と
主にその人柄に惹かれることが多いが、
多分その人も「どんな人間でありたいか。」の
コンセプトを持っているのだと思う。

そう思うとその人のいろいろな言動の一貫性が見えてくる。

どうしてあんなに人を傷つける発言を
たとえ不用意でも
一切しないでいられるのか。

どうしてあんなに努力家で
一生懸命でありながらも等身大で
できないことはできないと、
知らないことは知らないと、言えるのか。

謙虚なのに自己肯定感が高く、
人にいつも優しいのか。

持っているのだきっと、その人の中の
基本的な骨組みを。


わたしはどんな人間でありたいかな?と
改めて自分に問うてみる。

これはきっと、
いくつになっても
いつも自身に問い続けながら生きていくようなことなのだと思う。


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