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2025年2月20日NOAHアクロス福岡大会観戦記…そして夜の街へ

【初めて生で目にしたOZAWA選手に見い出してしまった、例えば森高千里との共通点とは?】

むかしのプロレス会場でよく耳にした声援

「〇〇、きょうはお前を観にきたんだぞおー!」

まさしくそんな気持ちでアクロス福岡へ向かった。〇〇の中身はもちろん

OZAWA選手だ!

OZAWA一択。正月の武道館以来、オレはいまもってOZAWA選手の大ファンである。今回、NOAHがアクロス福岡へやってくることに気が付いたのは先週イギリスでのこと。それほど大きな会場ではないので、チケットが完売してしまったらどうしよう?その日、参戦予定のブラックめんそーれにラインを送ってみたところ、確保できそうだというのでとりあえず一安心。

『ご招待という形がとれるかどうか聞いてみましょうか?シャー!』

ありがたい申し出。しかし

『いや、観たあと書くだろうから。自腹じゃないと好きに書いちゃいけないと思うのよ』

『なるほど了解しました、シャー!』

という経緯で購入したチケットの領収証がこちら。

席に就き、めんそーれに

『ありがとね』

とラインを送ると、入場ゲートの裏から撮ったらしきこんな写真がすぐさま送られてきたのであった。

開演時間の6時半が近づくと、客席がどんどん埋まってくる。その中に、見覚えのある一団がいた。

九州プロレス留学中のイタリア人レスラー、アドリアーノ(赤と黒のジャケット)。フランス人練習生(その隣の坊主頭)、日本人練習生。試合が始まると、帽子とマスクで顔を隠した阿蘇山も加わっていた。

開演前の会場内は無音。イベント会場では常になんらかの音楽が流れていることが常であるような気がしたが、開演10分前に全日本で一緒だった奥田リングアナが前説を始めると、それに合わせてテンポの良い曲が静かに流れ始め

「……まもなく試合を開始いたします!」

そう言って前説を終えると、曲の音量が通常まで上がり、開始1分前にさらに大きくなると、客席からの手拍子が自然発生した。一体感。アレコレ演出を施すよりも、こういうシンプルなのこそがハートにグっ!とくるものである。6時半になり、5カウントゴングからの選手入場曲が流れて試合開始。実にシンプルなその展開に、大学時代に博多スターレーンで何度も観た「一切の飾りのない」ジャイアント馬場社長時代の全日本プロレスの興行がオーバーラップしてしまった。

■第1試合……Eita&小田嶋大樹 vs 佐々木憂流迦&ゾザヤ

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